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今週のマーケット展望「権利・配当取りの再投資などで堅調推移」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)


こんにちは、フィスコリサーチアナリスト飯村真由の「マネックス証券の気になるレポート」です。先週は1カ月ぶりに日経平均が2万円台を回復しましたね。さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、9月25日に配信されました。その中から今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。

広木さんは先週の動きについて、『先週、日経平均は大きくギャップアップして始まり、2万円の大台をあっさりと回復した。8日から13日にかけて窓を3つ空けて上昇した後、利益確定売りに押されたが、さらに大きな窓を空けて上放れた格好だ』と伝えています。北朝鮮、米国の債務上限といったリスクの後退に、解散・総選挙という新たな材料が加わったことで、今回の相場について、『ここで終るような気がしない』と述べています。

続けて、『従来から「選挙は買い」だが、直近2回の衆院選で現与党が勝利したあと株高の流れにつながったことから、今回も材料視されている』としており、『「選挙は水もの」で蓋を開けてみるまで結果はわからないが、おそらく与党の圧勝だろう。大きなラリーとなった2005年の「小泉・郵政」衆院選型の展開となる可能性もある』と分析しています。

また、4-9月期の決算発表が始まり、世界景気の堅調さ、110円を超えて推移するドル円相場などを考えれば上方修正が相次ぐ期待もあるとしています。加えて、ドイツが議会選挙を終えたことで欧州の政治リスクも後退しました。こうした流れを踏まえた上で、米税制改革がまとまる期待などが好材料となるとしており、『これから年末にかけて久しぶりに大きな相場が来る予感がある』とまとめています。

最後に、今週の日経平均については、『今週は上半期の期末に当たる週。権利・配当取りや配当落ち分の再投資などもあり、基本的に堅調に推移するだろう。日経平均は2万500円の節目超えにチャレンジする場面もあるだろう。予想レンジは2万100円~700円とする』と考察しています。

飯村真由の「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを飯村真由の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコリサーチアナリスト飯村真由



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