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北朝鮮がミサイル発射、その時投資家は?~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)


こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。

eワラントジャーナルのコラムで「北朝鮮がミサイル発射、その時投資家は?」との記事を見つけましたのでご紹介いたします。

最近の株式市場の大きな懸念として【北朝鮮の地政学的リスク】があります。こういった背景の中で、投資家はどういった【投資スタンス】を取るのがよいのでしょうか?

北朝鮮は先週の7月4日にアメリカの独立記念日に合わせて、ICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験を行い、初めて成功したと発表しました。同コラムでは、『北朝鮮がミサイルを発射したとの報道が伝わると、金融市場の反応は地政学的リスクの高まりを嫌気して、リスクオフとなり株式市場は下落し、為替市場は円高に動くケースが多いです。円高が企業業績の悪化懸念を引き起こし、更に株式市場が下落』すると伝えています。

こうした地政学リスクの高まりによって買われるのが中・小型の防衛関連銘柄です。同コラムでは例として、機雷の製造を手掛けている石川製作所 <6208>や、自衛隊向け照明弾、発煙筒最大手の細谷火工 <4274>などを挙げています。ただ、『冷静になって考えると、いくら北朝鮮との地政学的リスクが高まったとしても、機雷や、照明弾、発煙筒の需要がいきなり増える』とは思えないと同コラムでは述べています。『このような防衛関連銘柄を急騰させている投資主体』は、外国人投資家や機関投資家ではなく、『デイトレーダーである個人投資家が買い主体』なのです。

同コラムでは、こうしたデイトレーダーの売買動向から、東証マザーズ指数での投資戦略について述べています。地政学リスクが高まると、『デイトレーダーの投資資金やポジション枠には限りがあるため、防衛関連銘柄に買いを入れる一方で、別の買い注文を取消たり、既存のポジションの手仕舞い注文を発注することが多い』ようです。結果として、『デイトレーダーの買いポジションの多い銘柄が売られる』ことに繋がります。『デイトレーダーは、株価変動率(ボラティリティ)が高い銘柄を好みますので、東証1部の主力銘柄より、東証マザーズなどの新興市場の銘柄への影響が大きく』なります。つまり【「北朝鮮がミサイル発射」→「東証マザーズ指数」が急落】することが多いようです。そこで、東証マザーズ指数の下落で儲かる投資商品への投資が良いことになります。

最後に、同コラムでは、北朝鮮がミサイル発射の際に取るべき戦略について述べています。

なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の7月10日付のコラム「北朝鮮がミサイル発射、その時投資家は?」にまとめられています。

馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子



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