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ウィークリーレポート:米FRB高官の講演やヨーロッパから目が離せない!住信SBIネット銀行(三井智映子)


フィスコリサーチレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポートです。

先週は15日にFOMCやオランダ下院選などをはじめとして海外のイベントが多くありましたね。今週も欧米でチェックすべきイベントがたくさん予定されています。同レポートでは、まず米国に関して、『21日(火)にカンザスシティ連銀総裁、22日(水)にクリーブランド連銀総裁、23日(木)にイエレンFRB議長、ミネアポリス連銀総裁、24日(金)にシカゴ連銀総裁の講演が行われます。先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが決まった直後であり、各メンバーの今後の利上げスケジュールやバランスシート縮小に関する発言があるのか注目されそうです』と伝えています。

一部の市場関係者は、2017年における米連邦準備理事会(FRB)の金融政策は金利調整が主体となり、2018年以降はバランスシートの段階的な縮小(市場からの資金吸収)が主体になると考えているため注視したいところですね。

一方ヨーロッパについては、『21日にEU財務相理事会が開催され、ギリシャに対する金融支援を巡って議論が行われます。ギリシャは7月に国債の大量償還を控えており、このまま支援が実行されなければ債務危機に陥る公算が大きいため、早急に支援策をまとめなければならない状況です。しかしEUやIMFが主張する追加的歳出削減にギリシャ側は難色を示しており、合意に至るまでにはまだ時間がかかりそうです』と分析しています。

続けてブレグジットに関しては、『スコットランドは英国からの独立を問う住民投票の再実施を英政府に要求することを表明しており、国内での独立機運の高まりが離脱交渉に影響を及ぼすおそれも出てきています』との見解を述べています。

今週はその他にも米国では、22日に2月中古住宅販売件数、23日に2月新築住宅販売件数、24日に2月耐久財受注(速報値)、3月製造業PMIなどの経済指標が発表予定ですのでこちらも含めて欧米の動向を注視していきましょう。

上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 三井智映子




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