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年内3回利上げ予想は変わらずも姿勢はやや前進へ、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
昨晩のFOMCで0.25%の利上げを実施が決定しましたね。それを受けて、今後の動向が気になるところです。3/16付の「主要通貨デイリー」に今回のFOMCについての記事が掲載されていますので、ご紹介します。

まず今回の米国の利上げについて、同レポートでは、『大方の予想通りでサプライズはなし。声明文も、設備投資の見方について上方修正した以外は大方変更なく、景気が緩やかな拡大基調を辿っていることを再確認されるなど、特に目立った修正はなかった』と伝えています。
続けて、『焦点は、FOMC参加者の政策金利見通し(ドットチャート)で示される今年の利上げペースだったが、今年末時点の政策金利予想(中央値)は1.375%。今回の利上げも含めた今年の利上げ回数は3回と昨年12月から据え置かれた』と加えています。

これを受けて、『改めて確認すると、年内3回未満に留まるとの回答が前回の6名から3名に減少。年末予想の中央値は変わらないものの、平均でみると上方修正(約1.368%→約1.404%)されており、FOMC参加者の利上げ姿勢はやや前進した様子が窺える。一方、FF先物をみると、市場の今年3回の利上げ予想は6割強程度に留まっている。この点を踏まえると、利上げ期待の後退によるドル売りが続く可能性は低く、先行きの利上げ期待が改めてドルに底堅さをもたらすと予想される』との今後の見解を述べています。

その他に今週は、16日にトランプ政権の予算教書の概要が公表される予定ですので、注目していきたいですね。詳しくは3/16付の「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜







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