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モリテック、アカツキ、西松屋チェなど


<8227> しまむら 10930 -280反落。前日に11月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比11.3%増、3カ月連続でのプラス成長となっている。客数が同6.7%増加したほか、客単価も同4.4%上昇。天候要因もプラスに寄与し、冬物商品の販売が好調であったもよう。ただ、10月の同20.7%増との比較では増収率は鈍化しており、高値圏にある株価の一段の上値追い材料にまではつながらず。

<7990> グローブライ 4045 +115大幅反発。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も3300円から4600円にまで引き上げている。日本、中国を中心にフィッシング用品が好調に推移、新型コロナの影響によるイベント減少で販促費が抑えられることなどから、21年3月期営業利益は、会社計画48億円を上回る53.2億円、前期比47.2%増を予想。来期以降も、フィッシング要因の伸びが続くと想定。

<7354> DmMiX 2760 +57続伸。SMBC日興証券では投資判断を新規に「1」、目標株価を3400円としている。今後の実績の積み上がりにより、独自のポジショニング、高い成長期待が株価に織り込まれていくとみているようだ。ネット通販・キャッシュレス決済・フードデリバリーなどの問い合わせ対応業務が拡大しているなど、新型コロナを契機としたニューノーマルへの転換が成長加速の好機になるとも考えているようだ。

<5986> モリテック 439 +80大幅続伸。EV関連銘柄物色の流れに乗って、前日から急動意する展開になっている。
同社はEV向け充電スタンドなどを手掛けている。米GMのEV投資や米テスラの株価上昇などを受けて前日からEV関連銘柄への関心が高まっており、本日も、EV普及に向けて環境省が購入時の補助金を検討と一部で伝わっている。本日も上昇率上位にEV関連銘柄が目立っている。

<6369> トーヨーカネツ 2083 +115大幅続伸。前日に発表した自社株買いの実施発表を好感。発行済み株式数の5.9%に当たる50万株、10億円を取得上限としており、取得期間は12月1日から21年3月24日まで。株価が直近急落して安値圏にあるなか、今後の需給改善を期待する動きが優勢となっている。同社の自社株買いは19年11月に立会外取引で50万株を取得して以来となる。

<7545> 西松屋チェ 1675 -174大幅反落。前日に11月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比7.4%増で13カ月連続のプラス成長となっている。客数が同3.6%増加したほか、客単価も同3.7%上昇している。育児・服飾雑貨の売上が好調に推移したようだ。ただ、伸び率は前月の同23.7%増から低下、4月以来の低水準となっている。期待感も先行していたとみられ、短期的な出尽くし感とも受け止められる形に。

<7201> 日産自 538.2 +35.0大幅続伸。小型車「ノート」を8年ぶりに全面改良し、12月23日に発売する予定と発表している。「ノート」は主に国内で販売されており、軽自動車を除くと同社の中で最も人気の車種となっている。「ノート」のモデルチェンジ効果が国内販売回復の切り札になるとの期待も。また、今後はハイブリッド車タイプ専用にするとしており、電動化への経営資源集中もポジティブに捉えられているようだ。

<3932> アカツキ 4280 -700ストップ安。株式の海外売出を実施すると発表、目先の需給悪化が警戒される状況となっている。同社の共同創業者で筆頭株主の塩田氏が150万株の株式を売り出す。これにより、塩田氏の保有比率は19.12%から8.42%にまで低下、筆頭株主からは外れることになる。売出価格は4200円で前日終値に対するディスカウント率は15.66%、受渡期日は11月27日となっている。

<5401> 日本製鉄 1329 +52大幅続伸。東日本製鉄所君津地区と室蘭製鉄所で高炉1基ずつを再稼働したと発表している。同社では新型コロナの感染拡大以降、これまで計5基の高炉を一時休止していたが、製造業を中心とした需要の回復に対応するようだ。鉄鋼業界にとっては鋼材需要の回復傾向が確認される形となっており、今後の業績回復も想定される状況となっている。JFEHDなどにも買いが先行する展開となっている。

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