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任天堂、東芝、ディーエヌエーなど


<6630> ヤーマン 6190 +470急伸。17年4月期営業利益は前期比3.2倍の33億円前後と過去最高になったようだと報じられている。従来予想(28.36億円)を4億円程度上回るもよう。第3四半期までの営業利益が前年同期比3.9倍の28.71億円となっていた他、市場予想でも通期で33億円前後と見込まれていたため、予想に沿った観測が安心感に繋がったようだ。18年4月期も増収増益を維持するとされていることも支援材料に。

<7859> アルメディオ 199 +50ストップ高。グローバルサーチ社が運営する不動産総合比較サイト「イエカレ」の事業譲受けに関する事業譲渡契約を締結することを決議したと発表。事業領域の拡大による、新たな収益の柱の構築に向け期待感が高まっている。またこれをうけて18年3月期の通期予想を上方修正。売上高を35.00億円から37.50億円に引き上げた(各種利益は、統合関連費用や増員などを考慮し据え置き)。

<2445> SRGタカミヤ 592 +56大幅続伸。5月29日大引け後に「ひふみ投信」などを手がけるレオス・キャピタルワークスが、同社株式の保有に係る大量保有報告書を提出しており、材料視されたようだ。報告義務発生日の5月23日時点において、228万株(保有割合は5.03%)保有しているという。

<2749> JPHD 318 +19大幅高。政府が来月に閣議決定する経済財政運営の基本方針の原案が29日、明らかになったと報じられている。子どもから社会人にいたるまで全世代への教育投資拡充を柱に据える他、保育園や幼稚園の費用負担を早期に無償化する方針を明記したもよう。これを受けて、同社やサクセスHD<6065>など保育関連銘柄に個人主体の資金が向かったようだ。

<7974> 任天堂 34010 +60小幅高。みずほ証券は、目標株価を40000円から44000円に引き上げている(「買い」継続)。「ポケモンGO相場」の高値32700円を通過したが、「スイッチ相場」は始まったばかりとみているようだ。米国小売店の決算で確認されたスイッチの好販売や、『モンハンXX』のスイッチ移植発表など「まだ買えない理由」が解消されていくだけでも、株価上昇が続いていくと判断。

<6502> 東芝 260.8 -1.5売り優勢。東芝メモリの売却先選定を巡り、産業革新機構が米ウエスタンデジタル(WD)
との連携を視野に本格協議に入ると報じられている。WDは東芝メモリ株式の過半取得を主張している。関係筋によると、経産省と産業革新機構とWDはこれまで非公式協議を重ね、同省側はWD側に過半取得を断念するよう求めていたようだ。なお、依然として不透明感が強く、株価の反応は限定的となっている。

<7721> 東京計器 271 +20大幅続伸。中期事業計画の見直しを発表し、新たに20年3月期までの計画を示した。最終年度で売上高630億円、経常利益64億円を目指すとしており、大幅な増益見込みがポジティブサプライズとなったようだ。船舶港湾機器事業の低迷が暫く継続する状況にあるものの、19年3月期以降から収益増が期待できる案件を防衛・通信機器事業で複数受注していることが背景に。

<2432> ディーエヌエー 2450 -27売り優勢。みずほ証券は、目標株価変更を3400円から3300円に引き下げた(「買い」継続)。キュレーション問題の出尽くし、『どうぶつの森』などの任天堂<7974>協業ゲームアプリの新作発表、経営改革や新成長戦略の提示といった同証券が想定する3つのカタリストは1つも実現しておらず、株価に力強さがないのは自然と指摘。なお、クレディ・スイス証券も目標株価を引き下げている。



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