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押し目を拾うスタンスに


18日の日本株市場は、地政学リスクへの警戒感から売りが先行するものの、売り一巡後は押し目を拾う動きが強まる見通しです。米国市場での下落、特にイスラエルとイランの軍事緊張が株価に影響を与える懸念がある一方、日経平均株価は心理的な抵抗線を上回っており、底堅さを見せています。特に、ハイテク株のアドバンテストや東エレクが市場をけん引し、これらの株の底堅さが市場のセンチメントを明るくする可能性があります。投資家はまた、FOMCの結果を待ちつつ、積極的な売買を控える姿勢です。短期的な下落後のリバウンド狙いや、中小型株での値幅取りをする動きが見られるでしょう。

*08:51JST 押し目を拾うスタンスに  18日の日本株市場は、売り一巡後は次第にこう着感が強まり、底堅さが意識されそうである。17日の米国市場は、NYダウが299ドル安、ナスダックは180ポイント安だった。イスラエルとイランの軍事衝突を巡り、トランプ米大統領が国家安全保障チームとの会合を開催すると報じられると、米軍の関与の可能性などが警戒された。シカゴ日経225先物は大阪比280円安の38230円。円相場は1ドル=145円30銭台で推移している。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まりそうだ。米軍の関与による地政学リスクへの警戒が一段と高まるなかで、リスク回避姿勢に向かわせやすいだろう。ただし、そのなかでも日経平均株価は前日の上昇で心理的な抵抗線として意識されていた38500円を上回ってきており、地合いは悪くない。直近の上昇に対する利益確定の売りは入りそうだが、押し目待ち狙いの買い意欲も強そうである。

 直近の上昇をけん引してきたのがアドバンテスト<6857>や東エレク<8035>といった指数インパクトの大きい値がさハイテク株であり、インデックスに絡んだ資金流入が意識されている。地政学リスクへの警戒から売りが先行するものの、売り一巡後の値がさハイテク株の底堅さを見極めつつ、押し目を拾うスタンスになりそうだ。ハイテク株への底堅さがみられるようだと、センチメントを明るくさせそうだ。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を見極めたいとして積極的な売買を手控えられそうだ。売りを仕掛けてくる動きも限られると考えられ、短期的に下へのバイアスが強まる局面においては、その後のリバウンド狙いに向かわせそうである。また、こう着感が強まる局面においては、個人主体による中小型株での値幅取り狙いの売買に向かわせよう。
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