starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

ハイテク株の買い戻しの動きが強まるかに注目


27日の日本株市場は、参加者が少ない中での底堅さが注目されています。前日の米国市場が祝日で休場した影響で、市場の動向が不透明な状況ですが、欧州市場が上昇したことは好材料となっています。ドル円相場は1ドル=142円60銭付近で推移しています。日経225先物は狭いレンジで取引されており、支持線として意識される200日移動平均線を上回っています。前日の日経平均株価は上昇しており、ハイテク株やインデックス関連の取引が指数を押し上げています。ただ、米国市場の再開を控えて様子見ムードもあり、底堅さが確認されればハイテク株の買い戻しが強まる可能性があります。流動性のある大型株には資金が集まりやすく、小型株では個人投資家の動向が注目されています。

*08:42JST ハイテク株の買い戻しの動きが強まるかに注目  27日の日本株市場は、市場参加者が限られるなかで、底堅さを見極める相場展開になりそうだ。26日の米国市場は、メモリアルデーの祝日で休場だった。欧州市場は軒並み1%を超える上昇だった。トランプ米大統領が欧州連合(EU)に対する50%
の関税措置を7月9日まで発動を延期すると表明したことが安心感につながっていた。円相場は1ドル=142円60銭台で推移している。

 日経225先物はナイトセッションで37520円から37660円での狭いレンジとなったが、200日線(37510円)を上回っての推移であり、支持線として意識されそうだ。
昨日の日経平均株価は後場一段高で37500円を回復してきた。現物、先物とも高値引けとなったことで、持ち高調整の動きは入りやすいだろう。利食いが優勢になる可能性が意識されるなか、底堅さを見極めることになりそうだ。

 昨日は薄商いのなかで、インデックスに絡んだ商いが指数を押し上げる形となった。祝日明けの米国市場の動向を見極めたいとする様子見姿勢に向かう可能性があるものの、37500円水準での底堅さがみられてくるようだと、売り方の買い戻しの動きが強まる可能性はあるだろう。底堅さがみられる局面においては、200日線が位置する37800円辺りが、目先的なターゲットになる。

 また、昨日はアドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>などが日経平均株価を押し上げる形になった。エヌビディアの決算を控えていることもあり、売り方においてはいったん買い戻しの動きに向かわせる可能性がありそうだ。そのため、弱い値動きが続いていたハイテク株の動向が注目されやすいだろう。また、市場参加者が限られるなか、個人主体の資金は中小型株に向かいやすい。グロース250指数は年初来高値を更新してきており需給は良好だ。時価総額が大きく流動性のある銘柄には、資金が集中しやすい。
<AK>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.