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インデックス買い中心で35000円突破へ


23日の日本株市場は、前日の米国市場での上昇を受け、リバウンドを意識した底堅い展開が予想されています。米財務長官の発言が貿易交渉の進展期待を後押しし、米国株式市場では主要株が買われ、NYダウ構成銘柄がすべて上昇しました。これに伴い、シカゴ日経225先物は大阪比で565円高の34845円となり、円相場も1ドル=143円台で安定しています。日経平均株価は節目となる35000円突破が視野に入り、インデックス関連の買いが集中する可能性があります。円安が進むことでトヨタなどの輸出関連銘柄の買い戻しが期待され、また、指数の影響が大きいハイテク株の反発も注目されています。主要株から個別中小型株への資金流入が想定されています。

*08:38JST インデックス買い中心で35000円突破へ  23日の日本株市場は、買い一巡後もリバウンドを意識した底堅さが意識されそうだ。22日の米国市場は、NYダウが1016ドル高、ナスダックは429ポイント高だった。
ベッセント米財務長官が対中貿易で、現状維持が持続可能だとは誰も考えておらず、いずれ合意にいたるとの考えを示したとの報道を受けて、買い戻しの動きが強まった。米政府報道官が各国との協議は順調に進んでいると発言したことも、貿易交渉の進展期待が広がった。シカゴ日経225先物は大阪比565円高の34845円。円相場は1ドル=143円00銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではベッセント米財務長官の発言をきっかけに主力株を中心に買われ、NYダウ構成銘柄はすべて上昇した。国際通貨基金(IMF)は、世界経済の成長率見通しを引き下げたが、嫌気する動きは限られていた。また、トランプ米大統領は、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長について、「解任するつもりはない」と述べた。為替市場では1ドル143円台と円安に振れて推移していることも安心感につながる。

 日経225先物はナイトセッションで一時34960円まで買われる場面もみられた。節目の35000円突破が意識されるなか、売り方の買い戻しが強まる可能性がある。同水準には25日線が位置しているが、2月半ば以降、上値を抑えられてきた同線を明確に上抜けてくるようだと、インデックスに絡んだ買いが集中する形で上へのバイアスが強まる可能性がありそうだ。

 物色としては前日に強い動きをみせていた5大商社のほか、為替が円安に振れていることでトヨタ<7203>など輸出関連への買い戻しも期待される。インデックスに絡んだ商いが中心になることで、アドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株のリバウンドも意識されてきそうだ。インデックスに絡んだ主力株への資金流入が強まることによるセンチメント改善から、個人主体の中小型株への物色についても活発にさせそうである。

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