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日経平均は32000円での攻防


*08:30JST 日経平均は32000円での攻防  17日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開が見込まれる。16日の米国市場はNYダウが314ドル高、ナスダックは160ポイント高だった。中東情勢を巡り外交的解決に向けた取り組みを進めていることを受けて、さらなる地政学リスクが後退した。また、米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、政策金利据え置き支持を再表明したほか、米シカゴ連銀のグールズビー総裁がインフレ鈍化基調を認め、金利先高観が後退し買いが入った。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、
大阪比280円高の31960円。円相場は1ドル149円50銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時32050円と節目の32000円を回復する場面も見られたことから、前日の大幅な下落に対するリバウンドが意識されそうだ。まずは節目の32000円を捉えてくることが期待されよう。米国では決算発表が本格化するなか、決算期待からの先回りの買いも見られており、外部環境が落ち着きをみせてくるようであれば、業績相場への移行が意識されてきそうである。

 ただし、32213円辺りで推移する25日線が心理的な抵抗線として機能しそうである。買い一巡後の底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスになりそうだ。また、米国ではすべてのセクターが上昇していたこともあり、これに連動する格好からインデックスに絡んだ商いが中心になると考えられ、中小型株については引き続き手掛けづらい需給状況であろう。そのほか、昨日は全般軟調ななか、好決算を発表した企業などは個別に物色されており、決算が評価される銘柄には注目しておきたい。

 そのほか、米国市場の強い値動きは安心感につながる一方で、ザラ場は中国市場の動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。昨日は香港ハンセン指数が0.97%安となったが、中国経済に対する先行き懸念から売られたと観測されていた。さらに、北京で開催される「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに合わせて、ロシアのプーチン大統領が訪中すると報じられており、神経質にさせそうである。

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