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後場の日経平均は314円安でスタート、ソニーGやSMCなどが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;33218.79;-314.30TOPIX;2420.15;-8.23


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比314.30円安の33218.79円と、前引け(33129.23円)からやや下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32950円-33010円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=147.70-80円付近で推移。アジア市況は上海総合指数や香港ハンセン指数が朝方は下げに転じる場面があったがその後はプラス圏に浮上している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。円安進行を背景に自動車関連株などの輸出株が株価を支えているもよう。一方、原油高によるインフレ再燃が警戒される中、今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合が控えていることから、これらの結果を見極めたい動きも散見されており、積極的に買い進む動きは乏しい印象を受ける。また、引き続き半導体関連株の下落が重しとなっている。そのほか、アジア市況も強弱まちまちで、東京市場の株価を支援する要因とはなっていない。

 セクターでは、精密機器、サービス業、電気機器が下落率上位となっている一方、海運、鉄鋼、鉱業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、イビデン<4062>、キーエンス<6861>、ソニーG<6758>、SMC<6273>が下落。一方、郵船<9101>や川崎汽船<9107>のほか、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、マツダ<7261>、三菱自<7211>が上昇している。

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