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後場の日経平均は324円安でスタート、レーザーテックや信越化などが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27489.25;-324.01TOPIX;1964.16;-19.68


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比324.01円安の27489.25円と、前引け(27513.68円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は27480円-27540円のレンジでやや弱含み。ドル・円は1ドル=131.10-20円と午前9時頃から20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は、上海総合指数が下げて始まった後に一時上げに転じたが、その後、0.2%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後は底堅い動きで、0.2%ほど上昇している。後場の東京市場は、前引けに比べやや売りが先行して始まった。米景気懸念が強まる中、今晩、週間の米新規失業保険申請件数が発表され、また、日本時間の明晩には3月の米雇用統計が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いは手控えられているもよう。一方、前場は売りが優勢ながら、日経平均が27500円近辺で下げ渋る動きとなったことから、日経平均27500円近辺を下値めどとする見方も広がりつつあるようだ。

 セクターでは、機械、海運業、電気機器が下落率上位となっている一方、電気・ガス業、医薬品、食料品が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、富士通<6702>、信越化<4063>、ダイキン<6367>、日産自<7201>、HOYA<7741>、キーエンス<6861>、コマツ<6301>、SMC<6273>が下落。一方、東電力HD<9501>、武田薬<4502>、第一三共<4568>、東京海上<8766>、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、日立<6501>、KDDI<9433>が上昇している。

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