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後場の日経平均は91円高でスタート、川崎汽船やトヨタ自などが上昇


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26479.34;+91.62TOPIX;1903.14;+9.82


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比91.62円高の26479.34円と、前引け(26492.66円)から上げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は26400円−26440円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=131.70−80円と午前9時頃から60銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数と香港ハンセン指数がともに堅調に推移しており、ハンセン指数の上昇率は2.5%を超えている。後場の日経平均は心理的な節目の26500円を挟んだもみ合いが続いている。朝方より為替の円高・ドル安が進んでいることや、時間外取引のナスダック100先物の上昇が騰勢一服となっていることが重荷になっているもよう。前日の米国株は大きく続伸したものの、東京市場ではハイテク株の上値が重く、また、前日までけん引役となってきた金融株も騰勢一服となっているこで、全体的に膠着感の強い展開となっている。

 セクターでは不動産、海運、鉱業が上昇率上位となっている一方、保険、パルプ・紙、金属製品が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、川崎汽船<9107>が急伸しているほか、トヨタ自<7203>、郵船<9101>、商船三井<9104>、任天堂<7974>、NTT<9432>、KDDI<9433>、三菱自<7211>、ホンダ<7267>が大幅に上昇。一方、三井住友<8316>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、みずほ<8411>、東京海上<8766>、第一生命HD<8750>、三菱重<7011>、メルカリ<4385>、日本電産<6594>などが軟調。

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