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後場の日経平均は135円安でスタート、ファーストリテや郵船などが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27209.46;-135.78TOPIX;1905.61;+0.05


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比135.78円安の27209.46円と、前引け(27248.20円)から下げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は27190円~27270円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=146.30−40円と午前9時と同水準。アジア市況では上海総合指数と香港ハンセン指数が揃って軟調で、ハンセン指数は2%近い下落率で推移。日銀金融政策会合では予想通り、大規模緩和策の現状維持が決定された。一方、黒田総裁の発言を控えて為替の動きはまだ限られている。他方、後場の日経平均は時間外取引のナスダック100先物が下げ幅をやや広げてきていることや香港ハンセン指数の大幅下落を受けて、前引けよりも少し弱含んでの推移となっている。

 セクターでは海運、精密機器、鉱業が下落率上位となっている一方、輸送用機器、陸運、保険が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ファナック<6954>、HOYA<7741>が大幅安で、ファーストリテ<9983>、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>も大きく下落。レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、キーエンス<6861>、キヤノン<7751>、日立製<6501>なども軟調。一方、イビデン<4062>、新光電工<6967>、大阪チタニウム<5726>が急伸しており、OLC<4661>、メルカリ<4385>、アドバンテスト<6857>、トヨタ自<7203>なども大幅高となっている。

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