日経平均は26円高でスタート、ファナックやLINEなど好業績銘柄への物色続く

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;21734.46;+26.84TOPIX;1752.40;+0.97

[後場寄り付き概況]

　日経平均は前引け値から上げ幅をやや縮小してスタート。ランチタイムの225先物は21740-21760円でのもち合い。昼のバスケットは差し引き売り買い均衡との観測、為替相場は1ドル113円40銭台で推移。北朝鮮高官が歴代最大級の水爆実験を太平洋上で実施する可能性を示唆したことにより、防衛関連の一角が動意をみせている。これを受けて地政学リスクに対する警戒もみられるが、決算発表が本格化するなかで好業績銘柄への物色意欲は根強い。

　セクターでは、証券・商品先物取引業、石油石炭製品、パルプ紙、繊維製品が上昇。売買代金上位では、ファナック<6954>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、野村<8604>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、LINE<3938>、パナソニック<6752>、東京エレクトロン<8035>、大和証Ｇ<8601>、信越化<4063>が上昇。一方で、任天堂<7974>、神戸鋼<5406>、SUMCO<3436>、安川電機<6506>、JT<2914>、日本電産<6594>、アドバンテスト<6857>は下落。


＜SK＞