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日経平均は370円高でスタート、イビデンや丸紅などが上昇


28日の日経平均は370.68円高の38,094.79円で開始し、4日間上昇を続けています。前日、米国株式市場が反発したことが背景にあります。ダウ平均やナスダックが上昇し、特にハイテク株や半導体関連株に強い買い戻しがありました。これにより、東京市場でも米株高が支えとなり、特にハイテク関連の株価が押し上げられました。一方で、38000円が抵抗として意識され、利益確定売りも発生しています。海外市場での米長期金利低下および為替市場での円安・ドル高も東京市場に影響しました。セクター別では機械や保険業などが値上がりしていますが、鉄鋼は値下がりしました。なお、日本時間の明日早朝には米エヌビディアの決算発表を控えており、これを見極めたいという姿勢も見られます。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38,094.79;+370.68円TOPIX;2793.15;+23.66

[寄り付き概況]

 28日の日経平均は370.68円高の38,094.79円と4日続伸して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は反発。ダウ平均は740.58ドル高の42343.65ドル、ナスダックは461.95ポイント高の19199.16で取引を終了した。トランプ大統領がEUへの50%関税導入を6月1日から7月9日まで延期すると発表したことを受け、ダウ、ナスダックともに寄り付き後上昇。長期金利低下を追い風にハイテク株や主力株に買い戻しの動きが強まった。また5月の消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことで過度な景気悪化懸念が後退し、上げ幅を拡大した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2.47%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.38%上昇と、ダウ平均(1.78%上昇)と比べさらに上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=144円00銭台と、昨日15時30分頃と比べ90銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの買い安心感となった。さらに、海外市場で米長期金利が低下したことも東京市場で安心感となった。一方、日経平均は昨日までの3日続伸で700円を超す上げとなっていることから、利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。また、日経平均は37800円近辺に位置する200日移動平均線や38000円が節目として意識され、ここからの短期的な上値寄りは大きくないとの見方もあった。さらに、日本時間明日早朝に米エヌビディアが2-4月期決算発表を予定していることから、これを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。

 セクター別では、機械、保険業、輸送用機器、電気機器、サービス業、などが値上がり率上位、鉄鋼が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、イビデン<
4062>、フジクラ<5803>、アドバンテスト<6857>、丸紅<8002>、IHI<7013>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、東京海上<8766>、住友電工<5802>、ホンダ<7267>、サンリオ<8136>、古河電工<5801>、JX金属<5016>などが上昇。他方、豊田織<6201>、日本製鉄<5401>、HOYA<7741>などが下落している。
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