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日経平均は168円安でスタート、フジクラやりそなHDなどが下落


22日の日経平均は前日比168.78円安の34111.14円で取引を開始し続落した。前日21日の米株式市場の大幅下落が東京市場に影響し、特にダウ平均の971.82ドル安が投資家心理を冷やした。また、米長期金利の上昇も重しとなり、米国のトランプ政権のFRB議長解任の可能性を巡る発言が市場の不安感を増幅させた。一方で、円相場の安定や決算発表が本格化する中での好業績銘柄への期待感も見られ、日経平均は一時上げに転じた。セクター別では、銀行業や精密機器などの値下がりが目立つ一方、パルプ・紙や電気・ガス業が値上がりした。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;34111.14;-168.78TOPIX;2516.40;-12.53


[寄り付き概況]

 22日の日経平均は168.78円安の34111.14円と続落して取引を開始した。前日21日の米国株式市場は続落。ダウ平均は971.82ドル安の38170.41ドル、ナスダックは415.55ポイント安の15870.90で取引を終了した。トランプ政権が連邦準備制度理事会
(FRB)議長の解任を巡る選択肢を引き続き検討しているとの米国家経済会議(NEC)委員長の発言で、中銀の独立性が損なわれる可能性が警戒され、寄り付き後、下落。大統領が21日ソーシャルメディアで先行的利下げを要請し議長非難を続けたため、国内資産への信頼が弱まり売却加速で、相場は大幅続落した。景気減速懸念を受けた売り圧力も強く、終日軟調に推移した。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が上昇したことも投資家心理を委縮させた。さらに、25年3月期決算発表の本格化を控え、今期業績予想への米関税政策の影響を警戒する向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、日経平均は昨日、450円安と大きく下げたことから、改めて売り急ぐ動きは限定的だった。また、外為市場で円相場が落ち着いた動きとなったことも、株式市場で安心感となった。さらに、今週から25年3月期決算発表が本格化することから、好決算・好業績銘柄への投資意欲が高まるとの見方もあり、寄り後、日経平均は上げに転じた。今日は、デジタルグリッド<350a>が東証グロースに上場した。

 セクター別では、銀行業、その他製品、サービス業、精密機器、電気機器などが値下がり率上位、パルプ・紙、電気・ガス業、卸売業、水産・農林業、石油石炭製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD<6098>、フジクラ<5803>、中外薬<4519>、りそなHD<8308>、川崎重<7012>、信越化<4063>、任天堂<7974>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、HOYA<7741>、ダイキン<6367>、日立<6501>、三菱重<7011>などが下落。他方、王子HD<3861>、ディスコ<6146>、ゼンショーHD<7550>、三菱商<8058>、丸紅<8002>、東電力HD<9501>、ユニチャーム<8113>、三井不<8801>、KDDI<9433>、イオン<8267>、JR東<9020>、ルネサス<6723>、第一三共<4568>、サンリオ<8136>などが上昇している。

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