starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

日経平均は366円高でスタート、トヨタやソニーGなどが上昇


15日、日経平均株価は366.65円高の34349.01円で取引が始まり、米国株式市場の影響を受け強い出だしを見せた。トランプ大統領の関税政策の柔軟な姿勢が成長悪化懸念を和らげ、米長期金利も落ち着きを見せたことが東京市場での安心感につながった。また、自動車関税の救済措置を検討していることから、自動車関連銘柄に資金が集まった。セクター別ではゴム製品や輸送用機器などが値上がりし、トヨタやホンダなど主要な株が上昇を見せた。一方で、半導体関連株はSOX指数の小幅上昇により上値を抑えられた。米中貿易摩擦や米国の関税政策への不透明感も引き続き市場に影響を与えている。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;34349.01;+366.65TOPIX;2518.78;+30.27


[寄り付き概況]

 15日の日経平均は366.65円高の34349.01円と続伸して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は312.08ドル高の40524.79ドル、ナスダックは107.02ポイント高の16831.48で取引を終了した。トランプ大統領が関税を巡り柔軟な姿勢を示したため、成長悪化懸念が後退し、寄り付き後、上昇。その後も電子機器の上乗せ関税の一時除外措置を好感した買いが続き、相場は堅調に推移した。ただ、一時的な除外にとどまるため、懸念が完全には払しょくせず、一時失速も終盤にかけて大統領が自動車部品への関税軽減措置の検討を示唆したため、上げ幅を拡大した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利の上昇が一服したことが東京市場で安心感となった。さらに、トランプ米大統領が自動車関税で救済措置を検討していることを明らかにしたことから、東京市場で関連銘柄に資金が向かった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇する中、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が0.31%上昇と、ダウ平均(0.78%上昇)やナスダック総合指数(0.64%上昇)などと比べ上昇率が小さかったことが、東京市場で半導体関連株などの上値を抑える要因となった。また、引き続き米中貿易摩擦の激化や米トランプ政権の関税政策の不透明感が意識され、積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。

 セクター別では全業種が値上がり。ゴム製品、輸送用機器、銀行業、非鉄金属、鉱業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、トヨタ<7203>、マツダ<7261>、ホンダ<7267>、スズキ<7269>、デンソー<6902>、SUBARU<
7270>、ソニーG<6758>、日産自<7201>、キヤノン<7751>、みずほ<8411>、川崎重<7012>、武田薬<4502>、三菱重<7011>、三菱UFJ<8306>などが上昇。他方、TDK<6762>、SMC<6273>、イオン<8267>、ディスコ<6146>などが下落している。

<CS>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.