starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

日経平均は225円安でスタート、ソニーGや第一三共などが下落


13日の日経平均株価は225.09円下落し39624.05円で取引を開始した。前日の米国株式市場が下落し、特にダウ平均はユナイテッドヘルスの株価下落や弱い雇用指標が影響して234.44ドル安となった影響を受けた。また、米長期金利の上昇が懸念され、東京市場も売り優勢となった。さらに来週の米連邦公開市場委員会や日銀金融政策決定会合を控え、投資家は慎重な姿勢を見せた。一方で、円安の影響で輸出株には支えがあったが、寄付き時点では全体的に売りが優勢。ラグサス・テクノロジーズが新たに上場し、セクター別ではゴム製品やサービス業が値下がり、電気・ガス業や不動産業が値上がりした。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;39624.05;-225.09TOPIX;2752.10;-20.93

[寄り付き概況]

 13日の日経平均は225.09円安の39624.05円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は下落。ダウ平均は234.44ドル安の43914.12ドル、ナスダックは132.05ポイント安の19902.84で取引を終了した。11月生産者物価指数(PPI)の予想外の加速を警戒し、寄り付き後、下落。ダウは予想外に弱まった雇用関連指標を警戒した売りや、管理医療会社のユナイテッドヘルス(UNH)の下落が重しとなり、一段安となった。ナスダックは長期金利の上昇が警戒され下落。終盤にかけ、株式相場は下げ幅を拡大した。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことや、海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場の株価の重しとなった。
また、今日は週末ということに加え、来週は17-18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、18-19日に日銀金融政策決定会合が控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=152円60銭台と、円相場が引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの支えとなったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された日銀短観(12月調査)で、大企業製造業の業況判断DIはプラス14と前回9月調査のプラス13から改善した。QUICKがまとめた民間予測の中央値はプラス12だった。3月までの先行きはプラス13(今回差マイナス1)となった。今日はラクサス・テクノロジーズ<288a>が東証グロースに上場した。また、今日は株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)の算出日。SQ値はQUICK試算で39434.85円だった。

 セクター別では、ゴム製品、サービス業、化学、輸送用機器、電気機器などが値下がり率上位、電気・ガス業、パルプ・紙、不動産業、海運業、保険業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、第一三共<4568>、IHI<7013>、花王<4452>、三菱電<6503>、サンリオ<8136>、川崎重<7012>、東エレク<8035>、大塚HD<4578>、三菱重<7011>、信越化<4063>、トヨタ<7203>などが下落。他方、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>、三井不<8801>、MS&AD<8725>などが上昇している。

<CS>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.