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日経平均は199円高でスタート、キーエンスやニデックなどが上昇


30日の日経平均は前日比199.21円高の39,102.89円と上昇して取引を開始しました。米国市場ではダウ平均が下落したものの、ナスダックでは主要ハイテク企業の好調が押し上げ要因となり、東京市場にも影響を与えました。また、日本国内では、主要企業の4-9月期決算発表が本格化し、良好な業績を示す銘柄への投資意欲が株価を支えました。一方で、米国の長期金利動向や大統領選への不安感が一部で影響を及ぼし、慎重な買いの姿勢も見られました。セクター別では電気機器や化学などが値上がりし、証券業やゴム製品が下落しました。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;39102.89;+199.21TOPIX;2689.12;+7.10


[寄り付き概況]

 30日の日経平均は199.21円高の39102.89円と3日続伸して取引を開始した。前日29日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は154.52ドル安の42233.05ドル、ナスダックは145.56ポイント高の18712.75で取引を終了した。JOLT求人件数が予想以上に減少し、労働市場の冷え込みや景気減速を警戒した売りに寄り付き後、下落。ダウは長期金利の上昇を嫌気し続落。その後、消費者信頼感の改善を好感、また、財務省が実施した7年債入札の結果が好調で金利が伸び悩んだため下げ止まった。ナスダックは利下げや主要ハイテク企業決算への期待を受けた買いが押し上げ終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大し過去最高値を更新した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場で輸出株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、国内主要企業の4-9月期決算発表が本格化しており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が強まり、株価の支えとなった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が続落したことや、海外市場で米長期金利が引き続き強含みの展開となっていることが東京市場の株価の重しとなった。また、11月5日に投開票が行われる米大統領選への警戒感が継続し、東京市場で買い手控え要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。

 セクター別では、電気・ガス業、化学、金属製品、電気機器、ガラス土石製品などが値上がり率上位、証券商品先物、ゴム製品、空運業、海運業、その他製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、キーエンス<6861>、ディスコ<6146>、ニデック<6594>、ソフトバンクG<9984>、東電力HD<9501>、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>、レーザーテック<6920>、SMC<6273>、さくら<3778>、日ペHD<4612>、ルネサス<6723>、信越化<4063>などが上昇。他方、コマツ<6301>、NEC<6701>、日野自<7205>、カプコン<9697>、大和証G<8601>、中外薬<4519>、神戸物産<3038>、積水ハウス<1928>、7&iHD<3382>、エムスリー<2413>、キヤノン<7751>などが下落している。

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