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日経平均は188円安でスタート、キヤノンやフジクラなどが下落


25日、日経平均株価は188.51円安の37,954.78円で取引を開始し反落しました。これは、前日の米国株市場でダウ平均が続落した影響および衆院選や米大統領選挙への警戒感からです。ただし、米市場でナスダックとフィラデルフィア半導体株指数が上昇したことにより、ハイテク株や半導体関連株は東京市場で堅調に推移しました。また、海外市場での米長期金利の弱含みが市場に安心感を与えました。セクター別では医薬品やサービス業が下落する一方、海運や鉱業が上昇しました。新たにリガク・ホールディングスが東証プライムに上場しました。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;37954.78;-188.51TOPIX;2624.57;-11.00

[寄り付き概況]

 25日の日経平均は188.51円安の37954.78円と反落して取引を開始した。前日24日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は140.59ドル安の42374.36ドル、ナスダックは138.83ポイント高の18415.49で取引を終了した。新規失業保険申請件数が予想を下回り労働市場への懸念後退で、寄り付き後、堅調。ナスダックは電気自動車メーカー、テスラ(TSLA)の上昇が指数を押し上げ終日堅調に推移した。長期金利の低下も支援し、終盤にかけ上げ幅を拡大。ダウは手仕舞い売りに押され下落に転じ、終日軟調に推移し、主要指数は高安まちまちで終了した。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が4日続落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、投開票が明後日27日に迫った衆院選や11月5日投開票の米大統領選挙への警戒感も継続し、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が弱含みの展開となったことも市場の安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された10月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比1.8%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同1.7%上昇だった。今日は、リガク・ホールディングス<268a>が東証プライムに上場した。

 セクター別では、医薬品、サービス業、銀行業、機械、化学などが値下がり率上位、海運業、鉱業、電気・ガス業、輸送用機器、水産・農林業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、キヤノン<7751>、フジクラ<5803>、アドバンテスト<6857>、IHI<7013>、東京メトロ<9023>、神戸物産<3038>、楽天グループ<4755>、レーザーテック<6920>、中外薬<4519>、リクルートHD<6098>、三菱重<7011>、武田薬<4502>、川崎重<7012>などが下落。他方、大和ハウス<1925>、東エレク<8035>、TDK<6762>、キーエンス<6861>、郵船<9101>、日産自<7201>、ホンダ<7267>などが上昇している。
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