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29日のNY市場は反発


29日のニューヨーク市場は、ダウ平均が188.59ドル高の44,910.65ドル、ナスダックが157.69ポイント高の19,218.17で取引を終えました。中小企業の信頼感指数が上昇し、トランプ次期大統領とカナダ、メキシコの対話で投資家心理が改善しました。また、ブラックフライデーの期待感もあり、小売セクターを中心に市場全体が押し上げられました。ダウ平均は過去最高値を更新し、ハイテク株も好調でした。一方、不動産セクターは小幅に下落しました。シカゴ日経225先物は大阪比130円高で、対東証比較ではデンソーやディスコが上昇したものの、ゆうちょ銀行や日本郵政が下落しました。

[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;44910.65;+188.59
Nasdaq;19218.17;+157.69
CME225;38300;+130(大証比)

[NY市場データ]

29日のNY市場は反発。ダウ平均は188.59ドル高の44,910.65ドル、ナスダックは157.69ポイント高の19,218.17で取引を終了した。大統領選挙後、中小企業の信頼感指数が上昇、また、関税策を巡りトランプ次期大統領とカナダ、メキシコ首脳が建設的な対話をしたことが明らかになり懸念が緩和し投資家心理の改善で買われ寄り付き後、上昇。感謝祭の翌日ブラックフライデーで小売店の割引セールなどに売上が過去最高規模に達するとの楽観的見方や年末商戦に向けた期待も手伝い小売セクター中心に買われ、相場全体を押し上げた。長期金利の低下を好感し、ハイテクも強く相場は終日堅調に推移、ダウは過去最高値を更新し、終了。セクター別では、自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が上昇した一方、不動産が小幅下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比130円高の38,300円。ADR市場では、対東証比較(1ドル149.59円換算)で、デンソー<
6902>、ディスコ<6146>、小松製作所<6301>、SMC<6273>、みずほFG<8411>などが上昇した一方で、ゆうちょ銀行<7182>、日本郵政<6178>、日本電産<6594>、セブン&アイ・HD<
3382>、MS&ADインシHD<8725>、三菱UFJFG<8306>、任天堂<7974>などは下落し、全体はまちまちとなった。
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