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31日のNY市場は続落


31日のNY市場は続落し、ダウ平均は41,763.46ドルと378.08ドル安、ナスダックは18,095.15で512.78ポイント安となった。コアPCE価格指数が予想を上回る結果となり、雇用統計前の調整売りが続いたことが要因とされる。さらに報道では、イランが対イスラエルに対する大規模報復攻撃を計画していると伝えられ、中東情勢の悪化懸念が株価に影響を与えた。セクター別では、電気通信サービスが上昇した一方で、ソフトウエア・サービス、半導体が下落。シカゴ日経225先物も大阪日中比710円安の38,350円に落ち込んだ。ADR市場では、多くの日本企業の株が下落し、売りが優勢となった。

[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;41763.46;−378.08
Nasdaq;18095.15;−512.78
CME225;38350;-710(大証比)

[NY市場データ]

31日のNY市場は続落。ダウ平均は378.08ドル安の41,763.46ドル、ナスダックは512.78ポイント安の18,095.15で取引を終了した。コアPCE価格指数が予想を上回り、寄り付き後、下落。月末で雇用統計を控え調整売りに続落した。ソフトウエア会社のマイクロソフト(MSFT)やソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)の下落が重しとなり、ナスダックは下げを加速。終盤にかけて、イランが対イスラエルの大規模報復攻撃を準備しているとの報道で中東情勢悪化懸念も売り材料となり、終了した。セクター別では、電気通信サービスが上昇した一方で、ソフトウエア・サービス、半導体・同製造装置が下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比710円安の38,350円。ADR市場では、対東証比較(1ドル152.02円換算)で、ゆうちょ銀行<7182>、ソフトバンクG<9984>、富士通<6702>、アドバンテスト<6857>、東京エレク<8035>、豊田自動織機<6201>、日本たばこ産業<2914>などが下落し、全般売り優勢となった。 <ST>
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