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米AI関連株の値崩れを背景にリスク回避の動きが優勢に


*08:25JST 米AI関連株の値崩れを背景にリスク回避の動きが優勢に
[本日の想定レンジ]
5日のNYダウは1833.06ドル安の51523.06ドル、ナスダック総合指数は1421.51pt安の
24315.00pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比3570円安の57350円だった。6日の東京市場は、米AI関連株の急落を背景にリスク回避の売りが強まることが想定され、日経平均は4月14日以来約7カ月ぶりに57000円台へ下落することが予想される。5日の東京市場は、4日の米国市場で半導体・人工知能(AI)関連株中心に下落したことを背景に東京市場でもAI関連株が軒並み売られ、日経平均は一時60786.19円まで下押した。ただ、原油価格が急落したことから、インフレ懸念が後退し、国内景気や企業業績に対する警戒感が薄れたことが株価を下支えした。ローソク足は、陰線で終了し、終値が200日移動平均線(61936円)を下回るなど、下値不安がくすぶり始めている。5日の米国市場では、主要株価指数がそろって大幅安となった。米中間選挙での野党、民主党の躍進を好感して4日に大幅に上昇したことから、利益確定売りが優勢となった。また、AIデータセンターを巡る規制強化への警戒感も根強く、半導体・AI関連株にも売りが続いた。なかでもSOX指数は12%超の急落を演じた。ナイトセッションの日経225先物は57400円まで下押しており、6日の東京市場は、引き続き指数寄与度の大きい値がさハイテク株中心に売りが膨らむことが想定されよう。また、ロシアのプーチン大統領がJTのロシア資産を一時管理下に移すよう命じたことで、JT<2914>がジャパンネクスト証券が運営する私設取引で1500円ストップ安まで売られたことも投資家心理を悪化させる要因になるかもしれない。ロシアとウクライナの戦争以降、商社など日本企業のロシア事業の撤退や一時停止などが進んでいるが、ロシア事業を継続しているマキタ<6586>にも影響が出るかもしれない。ただ、急ピッチの下落に対する警戒感から押し目を拾う動きや好決算銘柄への買いは継続すると見込まれるものの、AI投資の規制強化やAI企業の財務、信用リスクへの懸念が拭えない現状では、買い戻しも一時的で、目先は下値を模索する展開が続くことになりそうだ。上値のめどは、心理的な節目の60000円、11月4日安値の60030円、心理的な節目の61000円、62000円。下値のめどは、心理的な節目の56000円や55000円、54000円、53000円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限59000円-下限57000円

<SK>

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