25日線割れを警戒

[本日の想定レンジ]

16日は米NYダウが23.53ドル安の27335.63、ナスダック総合指数が35.39pt安の8222.80、シカゴ日経225先物が大阪日中比25円安の21475といずれも小幅安。本日の日経平均は軟調が予想される。昨日のローソク足は陰線を引き、200日線を下回ったが、心理的な節目の21500円をキープして終了した。本日は10日ザラ場に付けた直近安値21488.22円を下回り、25日線（昨日終値ベースで21395.37円）も割り込むと、下げ幅がさらに拡大するリスクが増す点に留意したい。日足の一目均衡表では、転換線が下向きに転じて短期的な売り圧力増大を示唆。遅行線は応当日の株価上昇で強気シグナルを減衰させよう。ボリンジャーバンドでは昨日終値が+1σを下回った。本日も中心線側への下降が続いた場合は、調整局面の長期化リスクが増す可能性が意識されよう。

[予想レンジ]
上限21600円−下限21300円

＜SK＞