22000円前後で軟調、値戻し一段落

[本日の想定レンジ]

先週末2日は米NYダウが109.91ドル安の25270.83、ナスダック総合指数が77.06pt安の7356.99、シカゴ日経225先物が大阪比230円安の22000円。2日の日経平均は陽線を引いて急反発したが、ザラ場高値は主要な日足のうち最も下を走る200日線に届かなかった。日経平均の25日線との下方乖離率は1％台に縮小する一方、ともに下降中の25日線が75日線を下回るデッドクロス（DC）を示現し、下落トレンド中の短期的な値戻しが一段落した形となった。
本日は節目の22000円前後での軟調な展開が予想される。5日線が上向きをキープする一方で、25日、75日、200日といった主要線がそろって下降しており、移動平均線の示す相場全体の方向性は依然として下。一目均衡表でも、日々線が雲下にとどまる中、転換線の下降や株価の下にある遅行線の弱気シグナル発生など形勢は売り手優位のままだ。ボリンジャーバンドでは先週末、日々線がマイナスサイドから上昇して中心線に急接近した。短期的な売られ過ぎ感の解消が示唆され、本日は下降中の中心線絡みの動きが予想される。

[予想レンジ]

上限22150円−下限21900円



＜DM＞