25日線下降で上値重く、一目均衡表は雲中の動きか

[本日の想定レンジ]

先週末7日は米NYダウが79.33ドル安の25916.54、ナスダック総合指数が20.18pt安の7902.54、シカゴ日経225先物は大阪比35円安の22345円。7日の日経平均は長い下ひげを伴って6日営業日続落し、200日線を下回って引けた。日経平均は6日と7日に窓を空けて下げたため、短期的な売られ過ぎ感を背景とした押し目買いが期待される。ただ、25日、75日、200日の各移動平均線がそろって下向きとなって地合いの悪化を示唆しており、上値は重そうだ。
一目均衡表では、転換線が下降するとともに日々線は株価の下方に位置して弱気シグナルを発している。ただ、7日に雲下限割れから急速に下げ幅を縮小して短期的に底値を確認した形となっており、本日は雲中での小動きが見込まれる。ボリンジャーバンドでは、+2σを超えた8月30日以降は下降トレンドが鮮明になり、7日は一時-1σを割り込んだ。一方的な株価下落の反動高で中心線付近までの反発余地がある一方、売り優勢に傾いて終値で-1σを割るようだと、-2σまでの下落が視野に入ってくるだろう。

[予想レンジ]

上限22400円−下限22200円



＜DM＞