5日線処でのこう着か

[本日の想定レンジ]
　19日のNY市場はまちまち。中国の景気減速やスペインの政情不安への警戒感から売りが先行した。ダウ平均は5.44ドル高の23163.04、ナスダックは19.15ポイント安の6605.07。シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円安の21335円。
　シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行しよう。その後は5日線処でのこう着といった流れになりそうだ。昨日は1988年2月10日から2月27日にかけての13連騰に顔合わせした。日中はこう着感の強い相場展開が続いており、連日で十字足に近い形状となっている。もっとも、節目の21500円回復でいったんは達成感が意識されやすいほか、ボリンジャーバンドでは、+1σと+2σとのレンジで推移するなか、引き続き+2σの切り上がりに沿った形での上昇が続いている。
　ただし、+2σを大きく上放れる流れにもならず、じり高基調が続くことでシグナルとしては過熱感が高まる状況にはない。もっとも、週間形状のボリンジャーバンドでは+3σまで上昇しており、強いトレンドではあるが、いったんは日柄調整が欲しいところであろう。21300-21500円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 21500円−下限 21300円



＜TM＞