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5日線レベルでの攻防


[本日の想定レンジ]
 26日のNY市場はまちまち。連休を控えた利益確定の動きから売りが先行。1-3月期GDP改定値が予想を上振れ好感されたが、4月耐久財受注が5か月ぶりの減少となったほか、5月ミシガン大学消費者景況感指数が予想を下振れ、売り買いが交錯する展開となった。ダウ平均は2.67ドル安の21080.28、ナスダックは4.94ポイント高の6210.19。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の19705円。
 週明けのNY市場はメモリアルデーの祝日で休場となることもあり、海外勢のフローが限られる。そのため、こう着感の強い相場展開が続きそうである。日経平均は5日線レベルでの攻防のなか、ボリンジャーバンドでは+1σを捉えることができず、中心値
(25日)とのレンジ内での推移が続いている。年初からの上値抵抗だった19700円処が支持線として機能しており、一方で価格帯別出来高で商いが積み上がっている水準での攻防。
 週間形状では13週線、26週線を上回っての推移が続いているが、若干、13週、26週線との乖離が縮小しており、デッドクロスの発生を回避できるかが注目される。週足のボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジ内での推移。ただ、バンドが収れんしてきており、次第に煮詰まり感が台頭してくる可能性がある。
 週足のMACDではシグナルとの乖離が縮小してきており、陽転シグナル発生が意識されてくる。まずは価格帯別出来高の商いが積み上がっている水準を突破しておきたいところ。19650-19850円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 19850円−下限 19650円



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