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日経平均は反発、朝方の買い一巡後はこう着


本日の日経平均は反発となった。前日の欧米市場はクリスマスの祝日で休場。ナイトセッションの225先物は、前日の日中取引終了時点からやや利食い優勢だったが、推移レンジは23680-23720円と非常に狭い値幅でのこう着であった。この流れから、本日の日経平均は前日終値水準でのスタートとなったが、直後に上げ幅を100円超に拡大した。市場では、「12月期末配当金の再投資に関連した買いを期待した先物売買がみられた」との指摘があった。しかし、その後は休場明けの米国市場の動向を見極めたいとする向きも多く、日経平均は節目の24000円を前に上値の重い展開となった。東京市場の物色としては、値がさ株が強含んだほか、短期資金は値幅の取りやすい東証1部の中小型株やマザーズ銘柄の売買が目立った。

大引けの日経平均は前日比142.05円高の23924.92円となった。東証1部の売買高は8億2186万株、売買代金は1兆3571億円だった。

業種別では、東証33業種が全面高になるなか、海運業が2%高、ガラス・土石製品が1%高と上げが目立った。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、JT<2914>、任天堂<7974>、村田製作所<6981>、ソニー<6758>、小糸製作所<7276>、東京エレクトロン<
8035>、キヤノン<7751>、トヨタ自動車<7203>、ファーストリテ<9983>、三菱UFJ<8306>などが上昇した。一方で、アドバンテスト<6857>、武田薬品<4502>、KDDI<9433>などはさえない動きになった。

<SK>

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