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日経平均は続落、売り一巡後はイベント控え様子見ムード


日経平均は続落。14日の米国市場でNYダウは原油価格の下落などを受けて44ドル安となり、円相場は欧州の政治リスクや米債務上限問題への懸念もあって一時1ドル=114円台半ばまで強含んだ。本日の日経平均はこうした流れを受けて80円安からスタートすると、朝方には19503.74円(前日比105.76円安)まで下落する場面があった。しかし、米連邦公開市場委員会(FOMC)やオランダ議会選挙などの重要イベントを控えて引き続き様子見ムードが強く、売り一巡後はやや下げ渋り19500円台でのもみ合いが続いた。

大引けの日経平均は前日比32.12円安の19577.38円となった。東証1部の売買高は16億5020万株、売買代金は1兆6771億円だった。業種別では、石油・石炭製品、電気・ガス業、鉱業が下落率上位だった。一方、海運業、保険業、その他製品が上昇率上位だった。

個別では、監理銘柄(審査中)に指定された東芝<6502>が12%安と急反落。転換社債型新株予約権付社債による資金調達を発表した三菱ケミHD<4188>が3%超下げ、同様に九州電力<9508>も8%安と急落した。その他売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、三菱商事<8058>などがさえない。また、東芝やヤーマン
<6630>、九州電力などが東証1部下落率上位となった。一方、前日買われた三菱重工
<7011>が4%超高と大幅続伸し、三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>
などはしっかり。三井住友<8316>やみずほ<8411>は小幅に上昇した。また、神戸物産<3038>、アミューズ<4301>、市光工<7244>などが東証1部上昇率上位となった。


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