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日経平均は大幅続伸、円安好感し終値ベースの昨年来高値更新


日経平均は大幅続伸。本日発表が予定されている米2月雇用統計への期待や米債券利回りの上昇を受け、円相場は朝方に節目の1ドル=115円台に乗せており、本日の日経平均は円安を好感して126円高からスタートした。メジャーSQ(先物・オプション特別清算指数)を通過して寄り付き後も上げ幅を広げ、取引時間中としては1週間ぶりに19500円台を回復すると、その後はじり高の展開が続いた。大引けにかけて
19600円台に乗せ、1月4日以来約2ヶ月ぶりに終値ベースの昨年来高値を更新した。

大引けの日経平均は前日比286.03円高の19604.61円となった。東証1部の売買高は22億6716万株、売買代金は2兆9483億円だった。業種別では、保険業、証券、空運業、医薬品が上昇率上位だった。一方、下落したのは鉄鋼と海運業の2業種のみだった。

個別では、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、三井住友
<8316>、東芝<6502>など売買代金上位は全般堅調。ソフトバンクG<9984>や任天堂
<7974>もしっかり。ソニー<6758>、第一生命HD<8750>、野村<8604>は3%超上昇した。一部証券会社の投資評価引き上げが観測されたリクルートHD<6098>や大塚HD<4578>は上げが目立った。また、ザッパラス<3770>、星光PMC<4963>、ミライアル<4238>などが東証1部上昇率上位となった。一方、売買代金上位では三菱商事
<8058>がさえない。前日のNY市場で原油先物相場が50ドルの大台を割り込み、その他商品市況も軟調で関連銘柄の下げが目立った。また、ハウスドゥ<3457>、クミアイ化<4996>、アルファCo<3434>などが東証1部下落率上位となった。


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