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日経平均は4営業日続伸、1992年1月以来の23000円が射程に


 日経平均は4営業日続伸。185.33円高の22733.68円(出来高概算9億2000万株)で前場の取引を終えた。一時22775.68円まで上げ幅を広げており、次のターゲットとして意識されていた1996年6月26日高値の22750円処を突破してきている。シカゴ日経255先物清算値は大阪比20円安の22580円と小安かったほか、円相場は1ドル113円75銭辺りでの推移とやや円高に振れて推移するなか、利食い先行で始まった。しかし、好調な決算が相次ぐなか、海外勢によるインデックスに絡んだ資金流入が継続。22500円処での底堅さが意識されるなか、切り返す展開となった。

 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、過半数を占めている。セクターでは、原油高を受けて鉱業が上昇率トップだったほか、石油石炭、海運が上位に。その他、証券、不動産、電気機器、鉄鋼、非鉄金属が堅調。半面、水産農林、金属、その他金融、食料品が小安い。指数インパクトの大きい処では、ソフトバンクG<9984>が重しとなったが、一方でファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、京セラ<6971>がけん引する格好。

 日経平均は1996年6月26日高値の22750円処を突破した。これによりいったんは達成感が意識されやすい面はあるが、良好な需給状況のなか、1992年1月以来の23000円が射程に入ってきている。指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>が連日で冴えない展開ながらも、上昇基調が強まっている。

 10月の上昇局面で出来高が20億株を超えたのは10月30日の1回のみ。売買代金では4兆円を超えたのが1回、3兆円を超えたのが4回といったところである。インデックス主導で上昇しているため過熱感が高まりづらい面もあり、23000円もあっさり到達する可能性がありそうだ。押し目待ち狙いは日々増加していくことになり、下値の堅さがより意識されそうだ。
(村瀬智一)


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