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マザーズ指数は大幅に4日続落、終値で昨年8月以来の1000pt割れ


 本日のマザーズ市場では、日経平均以上にマザーズ指数の軟調ぶりが目立った。新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」の感染拡大や今晩からの米連邦公開市場委員会(FOMC)に対する警戒感が根強く、国内外の株式相場が軟調だったことから、マザーズ市場でも積極的な買いは手控えられた。また、今後のIPO(新規株式公開)に備えるための換金売りや、株価急落による損失覚悟の売りが出たとみられる。なお、マザーズ指数は大幅に4日続落、終値ベースで昨年8月3日以来の1000pt割れとなった。売買代金は概算で1816.86億円。騰落数は、値上がり65銘柄、値下がり323銘柄、変わらず10銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>やビジョナル<4194>が軟調。売買代金上位では、従前賑わっていたサイエンスアーツ<4412>やセルソース<4880>が2割前後の大幅安となった。売買代金トップで10日上場のフレクト<4414>、それにエネチェンジ<4169>やアドベンチャー<6030>も売りがかさんだ。一方、時価総額上位ではAppier
<4180>が小高く、売買代金上位ではINC<7078>が急反発。また、再生誘導医薬の試験結果が好感されたステムリム<4599>は買い気配のままストップ高比例配分となり、バードマン<7063>は連日でストップ高を付けた。
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