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マザーズ指数は続伸、買い戻しや材料株物色で、IPOクリーマは初値36%高


本日のマザーズ市場では、日経平均と同様にマザーズ指数もやや方向感を欠く展開だった。週末を前に利益確定の売りが出て、前場中ごろを過ぎると値を崩す場面もあった。一方で直近値を下げていた銘柄には買い戻しが入り、小型の材料株やIPO(新規株式公開)銘柄などの物色も活発で、後場のマザーズ指数は堅調に推移した。売買代金はおよそ7カ月ぶりの低水準となった前日に比べやや持ち直した。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1724.39億円。騰落数は、値上がり189銘柄、値下がり122銘柄、変わらず15銘柄となった。
個別では、時価総額トップのメルカリ<4385>が6%の上昇。その他時価総額上位ではJMDC<4483>、売買代金上位ではJストリーム<4308>などが上昇した。直近動意づいているアライドアーキ<6081>は一段高となって上昇率トップ。材料のあったところでは、新事業開始を発表したメディカルN<3645>が急伸し、事業買収を発表したリアルワールド<3691>はストップ高水準で取引を終えた。一方、時価総額上位のフリー<4478>やラクス<3923>、売買代金上位のAIinside<4488>やBASE<4477>は軟調。
直近上場のアララ<4015>は下げが目立ち、ティアンドエス<4055>が下落率トップとなった。
なお、本日マザーズに新規上場したクリーマ<4017>は公開価格を約36%上回る初値を付け、その後も買いを集めた。


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