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マザーズ指数は続伸、主力株の一角が復調、IPOスペースマーケットの初値は2.2倍


 本日のマザーズ指数は続伸となった。前日の米国株式市場にてハイテク株中心に買いが広がった流れを受け、テクノロジー関連の多いとされるマザーズ市場にも追い風となり、マザーズ指数は堅調なスタートになった。東京時間朝方にかけての円高進行の動きが一服したことも、個人投資家心理にとっての支援材料に。活発な物色の目立つIPO銘柄からの資金循環や、大型上場案件の通過に伴い前日からみられ始めたマザーズ時価総額上位銘柄の一角に対する資金還流の動きが本日も継続した。なお、売買代金は概算で1711.04億円。騰落数は、値上がり164銘柄、値下がり137銘柄、変わらず11銘柄となった。
 値上がり率上位銘柄には、18日に上場した直近IPO銘柄であるJTOWER<4485>がストップ高比例配分となったほか、アズーム<3496>やSERIOホールディングス<6567>、フィル・カンパニー<3267>が2ケタ上昇に。フィル・カンパニーは東証1部への市場変更発表が材料視された。売買代金上位銘柄では、フリー<4478>、ユナイトアンドグロウ<4486>、ウィルズ<4482>、SREホールディングス<2980>、Sansan<4443>、GNI<2160>、セルソース<4880>が上昇。一方で、マクアケ<4479>、サンバイオ<4592>、ランディックス<
2981>、メルカリ<4385>、JMDC<4483>はさえない。
 なお、本日はマザーズ市場に2社上場し、スペースマーケット<4487>の初値は公開価格の約2.2倍となる1306円、INCLUSIVE<7078>の初値は4535円(同約2.1倍)となった。


<SK>

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