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マザーズ指数は大きく続伸、バイオ関連株が相場をけん引、値上がり率トップはサンバイオ


 本日のマザーズ指数は大きく続伸となった。前日の米国市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過したアク抜け感や、19日から次官級協議が始まった米中貿易交渉の進展期待から買いが先行したものの、協議の難航を示唆する報道をきっかけに売りに転じ、結局、主要3指数は高安まちまちとなった。本日のマザーズ指数は、先週末から下げが目立っていたことに加えて、日米の金融政策イベントを通過したアク抜け感や、日経平均が続伸スタートしたことなどのプラス材料を背景に大きく上昇して始まった。その後、円高が進み日経平均が利益確定売りに押されはじめるのを片目に、マザーズ指数は材料のあったところを中心に主力のバイオ関連株が相場をけん引する形で、大引けにかけても本日の高値圏をキープし続けた。
 個別では、慢性期外傷性脳損傷を対象にした再生細胞薬「SB623」が米国食品医薬品局(FDA)のRMATの対象品目に指定されたと発表したサンバイオ<4592>が18%超と大幅反発となったほか、そーせい<4565>、オンコリス<4588>がそれぞれ3%超と上昇し、バイオ関連株の堅調さが目立った。また、業績の上方修正が引き続き買い材料視されたと思われるプロレド・パートナーズ<7034>が8%超と大きく5日続伸となったほか、メルカリ<4385>や昨日新規上場したサイバー・バズ<7069>がそれぞれ3%超と上昇した。
一方で、Sansan<4443>やミクシィ<2121>は大きく下げた。売買代金は概算で964.55億円。騰落数は、値上がり176銘柄、値下がり105銘柄、変わらず10銘柄となった。
 なお、本日マザーズ市場に新規上場したギフティ<4449>は公開価格1500円を25.3%
上回る1880円で初値をつけ、2060円で取引を終えた。


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