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マザーズ指数は3日続伸、海外イベント控え上値重い、バンクオブイノベがストップ高


 21日のマザーズ指数は3日続伸となった。前日の米国株式市場では、イタリアの政局混乱への懸念から欧州株がほぼ全面安となったが、総じて下値は限られた。為替相場は朝方、1ドル=106円台前半と前日より円高方向に振れたことから、マザーズ市場にも朝方から売りが先行した。その後は、日経平均が下げ幅を縮小するなかで、業績見直しの動きが目立つマザーズ市場の銘柄に対しても次第に買い戻しの動きが優勢になった。これにより、マザーズ指数は後場にかけて一段高をみせた。一方、21日に発表される7月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や、23日のパウエル連邦準備理事会
(FRB)議長講演の内容を見極めたいとの思惑から、個人投資家による様子見ムードの高まりも意識され、上値は重かった。なお、売買代金は概算で823.14億円。騰落数は、値上がり151銘柄、値下がり135銘柄、変わらず6銘柄となった。
 値上がり上位銘柄では、バンクオブイノベ<4393>が20%高になったほか、ホープ<6195>やシェアリングテクノロジー<3989>が2ケタ上昇。売買代金上位では、直近IPO銘柄のブシロード<7803>が14%高となったほか、GNI<2160>、HEROZ<4382>、ミクシィ<2121>、オンコリス<4588>、Amazia<4424>、メドピア<6095>が上昇。一方で、Lib Work<1431>が13%安になったほか、インパクトホールディングス<6067>、そーせい<4565>、アンジェス<4563>、サンバイオ<4592>、ロゼッタ<6182>は軟調。


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