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マザーズ指数は続伸、朝高後は手仕舞い売りで失速、エルテスなど急伸


 本日のマザーズ市場では、米通商政策に対する懸念後退で日経平均が続伸スタートしたことにつれ、買いが先行した。しかし、日経平均が前場に一時500円を超える上昇となるなか、マザーズ指数は寄り付き直後を高値に伸び悩んだ。主力大型株への資金シフトに加え、米雇用統計の発表を控えた週末のため、ポジション手仕舞いの売りも出たようだ。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1008.87億円。騰落数は、値上がり161銘柄、値下がり67銘柄、変わらず15銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのメドピア<6095>、総医研<2385>、イグニス<3689>、メドレック<4586>などが上昇。ただ、メドピアなどは買い一巡後に失速した。一部報道を受けて無人レジ関連のサインポスト<3996>が大きく買われる場面もあった。また、ロードスター<3482>やエルテス<3967>は10%超の大幅高となった。エルテスは仮想通貨関連メディア運営のインロビと資本業務提携すると発表している。一方、前日買われた直近IPO銘柄のジェイテックコーポレーション<3446>は急反落。フィルカンパニー<3267>、サイバーダイン<7779>、ベイカレント<6532>なども下げた。また、イスラエル企業から導入した遺伝子治療薬の試験結果がマイナス視されたナノキャリア<4571>はストップ安となった。


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