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ユニクロ「100株で配当年9万円」予想! 2023年から“約3.1倍”ですが、夫は「もっと配当利回りが高い株がある」と言います。“高配当株投資には向かない”のでしょうか? 配当金・株価の推移も確認


ユニクロ「100株で配当年9万円」予想! 2023年から“約3.1倍”ですが、夫は「もっと配当利回りが高い株がある」と言います。“高配当株投資には向かない”のでしょうか? 配当金・株価の推移も確認

ファーストリテイリング株の配当金と株価の推移は?


株式会社ファーストリテイリングが2026年10月8日に発表した決算によると、2026年8月期は5期連続で過去最高業績を達成しました。好調な業績を背景に、株主への配当金も増加しています。同社の1株あたり年間配当金の推移は、次の通りです。






・2023年8月期:290円

・2024年8月期:400円

・2025年8月期:500円

・2026年8月期:850円(予定)

・2027年8月期:900円(会社予想)



2023年8月期から2027年8月期の予想までに、年間配当金は約3.1倍となる見通しです。配当金が増加する一方で、同社の株価も上昇しています。2023年末の終値は3万4990円でしたが、2026年10月23日の終値は7万5880円となり、約2.17倍になりました。

 

株価の上昇に伴い、株式購入に必要な資金も大きくなっています。証券会社によっては1株から購入できる単元未満株サービスもありますが、通常の売買単位である100株購入するには、2026年10月23日の終値で計算すると758万8000円が必要ということになります。

 

予想どおりに配当が実施されれば、2027年8月期には年間9万円(税引前)の配当を受け取れる計算ですが、そのためにまとまった購入資金が必要になるのです。

 


ファーストリテイリング株は高配当株投資に適している?


高配当株投資とは、主に株式を保有することで得られる配当収入を重視する投資手法です。銘柄を選ぶときに重要な指標の1つが「配当利回り」です。

 

ファーストリテイリングの場合、2027年8月期の予想配当金900円を2026年10月23日の終値7万5880円で割ると、予想配当利回りは約1.19%となります。年間9万円という配当金額だけを見ると魅力的でも、投資額に対する配当収入の割合は必ずしも高くありません。

 

高配当株に明確な定義はありませんが、仮に同じ758万8000円を配当利回り3%または4%で運用できた場合、年間の配当収入は次の通りです。




・3%:約22万7640円

・4%:約30万3520円



ただし、配当利回りが高ければ必ず有利というわけでもありません。業績悪化による減配や株価下落のリスクがあるため、配当性向や企業の財務状況なども確認する必要があります。

 

また、約759万円を1つの銘柄に投資する場合、株価下落によって保有資産全体が大きく影響を受ける可能性があります。高配当を重視しつつも、保有資産全体のリスク分散という観点も重要な判断材料です。

 


自分の投資目的にあった銘柄かどうかを考えよう


ファーストリテイリングの年間配当金は、2023年8月期と比較すると2027年8月期の予想は約3.1倍となる見通しです。しかし、2026年10月23日時点の株価で株式を購入したと仮定すると、予想配当利回りは約1.19%にとどまります。大幅に増配していても、それだけで同社株が高配当株投資に適しているとは限りません。

 

配当利回りの高さだけでなく、配当の継続性や減配リスク、保有資産全体のバランスなどもふまえ、自分の投資目的に合った銘柄かどうかを判断することが大切です。

 


出典


株式会社ファーストリテイリング ファーストリテイリング2026年8月期決算サマリー

株式会社ファーストリテイリング 配当金・配当性向

 

執筆者 : 東雲悠太

FP2級、日商簿記3級、管理栄養士


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