
フードコートは追加注文なしで長居しても問題ない?
フードコートでは、食事を終えた後に追加注文をしなければならないという共通の決まりはありません。ただし、追加注文をしなくても長居できるかどうかは、施設ごとに利用ルールが異なります。
例えば、食後に10分ほど休憩したり、家族が食べ終わるのを待ったりする程度であれば、通常は問題になりにくいでしょう。ただし、混雑時には長時間の利用を控えるよう求められることもあります。
なお、ドリンクなどを追加注文したからといって、混雑時に長時間席を使い続けてよいわけではありません。食事や必要な休憩を終えたら、周囲の混雑状況を確認し、次の利用客に席を譲る配慮も必要でしょう。
混雑時に食後も席を占有すると店舗の売り上げに影響する?
満席のフードコートで食後も長時間席を占有すると、ほかの利用客が座れないだけでなく、店舗の売り上げにも影響する可能性があります。
例えば、4人掛けのテーブルを食後も30分以上占有している場合、席が空かないことで、別の家族が食事の購入を諦めてしまうかもしれません。仮に4人家族が1人800円の食事を購入する予定だった場合、店舗にとっては合計3200円の売り上げ機会を逃す計算になります。
実際、飲食店では長時間の席の利用が問題になるケースもあります。「ぐるなび」が2023年に加盟店308店舗を対象に実施した「“来店客の迷惑行為と対策”についてアンケート」では、過去1年間にあった来店客の迷惑行為として、22.1%の店舗が「長時間の居座り」を経験したと回答しています。
また、39.0%の店舗が長時間の居座りを防ぐための事前対策を実施していました。この調査はフードコートに限定したものではありませんが、長時間の席の利用が飲食店の課題になっていることが分かります。
ただし、食後すぐに退席しなければならないわけではなく、子どもの世話や体調を整えるために、時間が必要な人もいるでしょう。こうした事情がある場合は無理に席を離れる必要はありませんが、可能な範囲で周囲の混雑状況にも目を向けたいところです。
フードコートで長居する人がいたらどう対処すればよい?
満席のフードコートで食後も長居する人がいても、直接退席を要求することは避けたほうがよいでしょう。
なぜなら、相手が休憩しているだけなのか、事情があって席を離れられないのかは、外見だけでは判断できないためです。また、直接注意すると、口論などのトラブルにつながるおそれもあります。
どうしても席が見つからない場合は、施設のスタッフに相談するとよいでしょう。スタッフが状況を確認し、必要に応じて対応してもらえる可能性があります。
また、混雑する時間帯を避けることも有効です。例えば、休日の昼食を午前11時頃に済ませたり、午後2時以降にずらしたりすれば、正午前後の混雑を避けやすくなります。
さらに、料理を購入する前に空席を確認しておくことも大切です。事前に空席を確認しておけば、席が見つからずに困る事態を避けやすくなります。なお、席の確保については施設ごとにルールが異なり、注文前の席取りが禁止されていることもあるため、あらかじめ施設の案内を確認しておきましょう。
フードコートでは混雑状況に配慮して席を利用しよう
フードコートでは、食事を終えた後に追加注文をしなければならないという共通の決まりはありません。ただし、施設独自の利用ルールがある場合は、それに従う必要があります。
特に、満席の状態で長時間席を占有すると、ほかの利用客が座れないだけでなく、店舗が売り上げを得る機会を逃す可能性もあるでしょう。そのため、追加注文をしたからといって、長居が認められるとは限りません。食事や必要な休憩を終えたら、次の利用客に席を譲るよう心がけたいところです。
一方、席が見つからない場合は、長居している人に直接退席を求めるのではなく、施設のスタッフに相談することをおすすめします。お互いの事情を尊重し、誰もが気持ちよく食事を楽しめるフードコートにしましょう。
出典
株式会社ぐるなび ぐるなびPRO 来店客の迷惑行為と対策を調査。「予約の無断キャンセル」「周りに配慮せず騒ぐ」が多数
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
