
外食費用や宅配弁当の相場は?
まずは、外食費用や、宅配弁当、家事代行サービスを利用すると、どのくらい費用がかかるのか確認していきます。
家で自炊する場合、メニューにもよりますが、一般的には1人分1食あたり300~500円くらいで、ごはん、主菜、副菜、汁物などを作ることが可能です。1日の1人の食費予算が1000円程度の場合、月の食費は夫婦2人で6万円くらいになります。
一方、外食について、どのお店で何を食べるかによって大きく異なりますが、いわゆる牛丼やうどんなどのチェーン店では、1食500~1000円くらいで食事をすることができます。
最近の物価高により、1食1500円くらいするラーメンや定食屋もあるので、費用を抑えるには、店やメニュー選びが重要ですが、やはり自炊に比べると、1食につき2倍以上かかる可能性があります。
また、毎日自宅にお弁当を届けてくれる弁当の宅配サービスでは、1食500~900円くらいが多いようです。外食するよりも栄養バランスが良く、コストを抑えられる可能性が高いですが、やはり自炊するよりも高くなりがちです。
家事代行サービスの費用
次に、家事代行サービスについて確認していきます。一般的に、掃除や夕飯作りなどをお願いすると、利用料が2時間で6000~1万円程度となっています。交通費が別途かかったり、夕食作りをお願いしたりする場合は、食費は自分たちで負担します。
例えば、1週間に1回7000円のサービスを利用すると、月の費用負担は2万8000円程度になります。夫婦共働き世帯で、家事をする時間がないという家庭などを中心に利用されているケースが多いようです。
毎月の収入によってサービスの利用料を決める
外食や宅配お弁当、家事代行サービスは、自炊をしたり家事をしたりする場合に比べて費用負担が大きくなります。
もちろん、自分たちですべてやったほうが家計の支出は減りますが、収入が高い家庭や特別な事情がある場合は、このようなサービスを活用したほうが、生活の質が向上したり心に余裕が生まれたりと、費用以上の豊かさを得ることができるでしょう。
例えば、毎日夕食を作る時間がないという人が宅配弁当を利用した場合、自炊する場合に比べて、毎月の食費が2万円高くなったとします。
しかし、その分夫婦共働きで、妻が月10万円のパート収入を得た場合、食費が高くなっても、妻の収入で費用アップ分をカバーすることが可能です。むしろ、妻が専業主婦ですべて自炊する家庭に比べて、家計の収支が8万円(10万円-2万円)プラスになります。
このように、サービスを活用したほうが、逆に収入が増えるというケースも多いでしょう。
収入、支出、貯金のバランスが大事
タイトルの方のように、専業主婦家庭であっても、夫の収入が多く、生活費30万円を支払ったとしても、十分に貯金ができているケースでは、外食や家事代行サービスを利用しても問題ないでしょう。
一方、収入が少ないにもかかわらず、外食や家事代行サービスを利用して、貯金が全くできていないような状況はよくありません。
例えば、夫の収入が月40万円なのにもかかわらず、生活費に月30万円使い、その他の出費等で毎月の貯金が数万円程度というケースは、生活費がかかりすぎだといえます。
サービスの利用を減らして支出を減らすか、サービスを利用する分、妻がパートなどで働いて収入を増やすことを検討しましょう。
まとめ
最近は、外食や弁当の宅配サービス、家事代行サービスなど、家庭の家事負担を減らすさまざまなサービスがあります。夫婦で家計の状況を共有し、収入、支出、貯金のバランスを保ちながら、便利なサービスを活用することが重要です。
今回ご紹介した内容を参考にしながら、自分たちが利用できるサービスはないか、生活費はかかり過ぎていないかなど、家計の見直しを行ってみてはいかがでしょうか。
執筆者 : 下中英恵
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者
