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JHFC-A-003「検査成績書 記載・公開基準」制定のお知らせ


検査成績書は、掲載されているという事実だけで品質を説明できるものではありません。一般社団法人日本認定健康食品協会は、成績書が「何の、いつの、どの検査か」を追える公開資料となるよう、JHFC-A-003「検査成績書 記載・公開基準」を制定しました。 ## 一枚の成績書から始まる四つの問い 最初の問いは検査対象です。原料、製造途中品、最終製品のどれを測ったのかで、結果が説明する範囲は変わります。次は試験方法です。同じ名称の項目でも方法が異なれば、結果の読み方をそろえられません。三つ目は判定の根拠、四つ目は販売されるロットとの対応です。この四点が離れて記載されている場合でも、相互にたどれることが必要です。 ## 「合格」の二文字では足りない 成績書に合格とだけ示されていても、規格値、定量限界、判定対象が不明なら、第三者は判断を再現できません。反対に、数値が並んでいても、単位や試料名が欠ければ意味を確定できません。本基準が求めるのは、情報量の多さではなく、対象・方法・結果・判定が一続きになった記録です。 ## 公開時の要約と原本の関係 ウェブ上では可読性のために要約を掲示することがあります。その場合、要約が原本のどの箇所に基づくか、どの情報を省略したかが分かるようにします。個人情報など公開になじまない情報を処理する場合も、検査結果の同一性やロット対応を損なわないことが重要です。画像だけを掲載する場合には、文字の判読性や更新日の確認も欠かせません。 ## 五基準の中での役割 「健康食品情報公開基準2026」JHFC-A-001は、第三者検査情報について、機関名、方法、対象、ロット対応を確認事項としています。JHFC-A-003は、この領域を成績書の記載と公開の側から支えるものです。主体識別や製造管理、成分含量など他の領域を代替するものではなく、五基準を横断して証拠のつながりを確かめます。 成績書は、見栄えのよい証明画像ではなく、特定の試料について行った検査の記録です。協会は、古い資料の使い回し、対象の不明な抜粋、ロットと結びつかない結果を区別し、公開状態を適合・一部適合・不適合の三区分で確認します。 ## 差し替えで履歴を消さない 再試験や訂正によって成績書が更新された場合、最新ファイルだけを置いて旧版との関係を消すと、判定までの経緯が追えません。訂正の理由、対象となった項目、承認された版を識別し、誤っていた資料が現行資料として参照されない管理が必要です。ファイル名だけでなく、文書内にも版を見分ける情報を持たせます。 購入者向けの公開画面では、専門的な全項目を解説文へ写す必要はありません。しかし、要約から試料、結果、判定根拠へ進めること、問い合わせ時に該当ロットを特定できることは欠かせません。協会は公開ページと保管原本の役割を分け、その間の対応が途切れていないかを確認します。 検出されなかったという結果を公開する場合は、とりわけ方法と定量上の条件が重要です。「なし」という日常語へ置き換えると、測定条件の範囲を超えた断定になり得ます。報告書に記載された表現を尊重し、対象項目、単位、方法に照らして読める形を保ちます。複数の試験機関の結果をまとめる際も、異なる書式を一つの判定欄へ押し込まず、各成績書の試料と方法を個別にたどれるようにします。

■基準全文(協会公式サイト)
JHFC-A-001:https://www.jhfc.or.jp/standards/jhfc-a-001
JHFC-A-003:https://www.jhfc.or.jp/standards/jhfc-a-003

■発行元
一般社団法人日本認定健康食品協会
公式サイト:https://www.jhfc.or.jp ※本資料は品質・表示に関する情報提供であり、効果効能を保証するものではありません。





配信元企業:一般社団法人日本認定健康食品協会
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