
2026年9月25日、東京都渋谷区 - ポジティブワン株式会社(米国、PEmicro、日本総代理店)は、NXP S32K1xxマイクロコントローラのCSEc(Cryptographic Services Engine)セキュリティ機能に対応した、PEmicro製フラッシュプログラマ「Cycloneシリーズ」およびプログラミングソフトウェア「PROGACMP」の最新アルゴリズムによるサポートを発表いたします。
【製品のメリットハイライト】
・ CSEcの設定に応じた最適な消去フローの提供
NXP S32K1xxデバイスにおけるフラッシュキー割り当て後のマス消去ロック(SHE仕様要件)の課題を解決し、CSEcの有効/無効状態に応じた適切なフラッシュ消去手法をシームレスに提供します。
・ セキュアな開発・量産環境の構築
CSEc有効時には、セキュリティキーが保存されているDFlash領域を保護したまま、PFlash領域のみを安全にセクター消去することが可能です。これにより、誤った消去による認証エラーやロックを未然に防ぎます。
・ ファクトリーリセットの容易化
CSEc無効時には、PFlash、DFlash、EEPROMを含むすべてのフラッシュ領域を一度に消去するマス消去アルゴリズムを選択でき、デバイスを迅速に工場出荷状態へ初期化できます。
【製品の仕様】
・ 対象マイコンファミリー: NXP S32K1xxシリーズ(S32K116, S32K118, S32K142W, S32K144W, S32K142, S32K144, S32K146, S32K148)
・ 対応プログラミングツール:
スタンドアロン・フラッシュプログラマ「Cyclone LC」および「Cyclone FX」
Cortexアーキテクチャ向けプログラミングソフトウェア「PROGACMP」
・ 提供アルゴリズム(CSEc無効時):
マス消去用アルゴリズム(例:s32k144f512m15_pflash_dflash_eeprom.arp 等)。「EM(Erase Module)」コマンド実行で全領域を消去。
・ 提供アルゴリズム(CSEc有効時):
セクター消去用アルゴリズム(例:s32k144f512m15_sector_erase.arp 等)。「EM(Erase Module)」コマンド実行でPFlash領域のみを消去し、DFlash領域のキーを維持。
・ 準拠資料: NXPアプリケーションノート AN12130(セクション3.2.5.2)対応
【市場でのニーズ】
近年、コネクテッドカーや自動運転技術の急速な進展に伴い、車載ネットワークのサイバーセキュリティ強化が世界的な急務となっています。これを受け、車載ECU(電子制御ユニット)においては、NXP S32K1xxシリーズなどに搭載されているCSEcモジュールや、SHE(Secure Hardware Extension)仕様に準拠したハードウェアセキュリティの実装が業界標準となりつつあります。
しかし、セキュリティを強固にする一方で、フラッシュキー割り当て後のフラッシュマス消去が制限されるため、量産工場でのプログラミング工程や開発現場での書き換え作業において、認証エラーや予期せぬデバイスロックが発生するという新たな課題が生まれていました。
PEmicroの「Cyclone」および「PROGACMP」による最新の最適化アルゴリズムは、CSEcの有効状態に応じた適切な消去プロセスを自動化・簡略化します。「最先端の車載セキュリティの確保」と「開発・製造プロセスのダウンタイム削減および効率化」という、市場が求める相反する高度なニーズを同時に解決するソリューションとして強力にサポートします。
【PEmicro(P&E Microcomputer Systems, Inc.)会社紹介】
PEmicro(ピーイーマイクロ)は、米国マサチューセッツ州ボストンに本社を構える、組込みシステム向け開発ツールおよび量産用フラッシュプログラミングツールのリーディングカンパニーです。1980年の設立以来、NXP、STMicroelectronics、Infineon、Renesasをはじめとする主要な半導体メーカーのアーキテクチャを幅広くサポートしてきました。特にスタンドアロン・プログラマである「Cycloneシリーズ」は、その堅牢性、高速な書込み性能、高度なセキュリティ機能により、世界中の自動車産業、産業機器、医療機器などの厳格な量産ラインにおいて業界標準ツールとして広く採用されています。
【会社概要】
ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)は、最先端技術を活用したエンベデッドソリューションを提供する技術パートナーです。エンベデッド・ボードコンピュータ、SoM(System on Module)、組込み開発ツール、組込みOS・ミドルウェア、スマートカード(NFC/EMV)関連テストツール、オートモーティブ関連テストツールを取り扱い、開発現場の「設計・実装・検証・規格対応」を支援します。
また、システムインテグレーション、組込みハードウェア受託開発、ドライバ開発、アプリケーション開発など、ハードウェアからソフトウェアまで一貫した受託開発に対応します。
さらに、SCIOPTA Systemsの日本総代理店、PHYTECの日本正規代理店として、機能安全(IEC 61508/ISO 26262/EN 50128)を見据えた提案も行っています。
本社:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F
設立:2004年1月
公式サイト:http://www.positive-one.com
/ SoM製品:https://www.chinchillasmart.com
本件に関するお問い合わせ先
ポジティブワン株式会社
メール:poc_sales@positive-one.com
TEL:03-3256-3933 FAX:03-4360-5301
配信元企業:ポジティブワン株式会社
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