
■ LLMOA サービスリリースの背景・概要
LLMO 対策とは
これまでのインターネット検索は、「ググる」という言葉に象徴されるように、検索エンジンにキーワードを入力して、表示されたウェブサイトを見に行くというものでした。
しかし今、生成AI の急速な普及により、この情報の探し方に大きな変化が起きています。
例えば、ChatGPT や Gemini といった AI サービスを使って、ユーザーが知りたいことをそのまま質問する。そんな行動が当たり前になりつつあります。
こうした「 AI が答える 」時代においては、従来の SEO 対策だけでは、企業やサービスの情報がユーザーに届きにくくなる可能性もあります。
このような背景から誕生したのが、「生成AI における情報最適化」を目指す LLMO( Large Language Model Optimization )対策です。
つまり、ChatGPT などの生成AI がユーザーに何かを答える際に、自社の正しい情報がきちんと参照され、活用されるように整えるという新しい取り組みです。
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Google の検索エンジンにすでに搭載されている AI Overviews の表示は、クリックスルー率( CTR )に深刻な影響を与えています。
ある調査では、AI Overviews が表示されると、上位ページの平均 CTR が 34.5% 低下するという調査データが報告されています。これは事業モデルを揺るがす規模であると考えられます。
■ Google「 AI mode 」がもたらす影響
2025年5月に Google より発表された「 AI mode 」は、Google 検索エンジンの利用方法を根本から変えつつあります。
AI Overviews ならびに生成AI 経由での「ゼロクリック」での情報提供が主流となり、従来の SEO(自然検索)や検索連動型広告に依存するビジネスモデルは大きな転換を迫られると予想されます。
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すでに米国では2025年5月から試験的に提供を開始
■市場環境と潜在規模の分析
2024年度のインターネット広告媒体費は2兆9,611億円(前年比110.2%)、そのうち1兆1,931億円(40.3%)が検索連動型広告 (*1) となっています。
(*1) 運用型広告:検索連動型広告、およびデジタル・プラットフォーム(ツール)やアドネットワークを通じて入札方式で取引されるもの
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引用元データ:https://www.dentsu.co.jp/news/release/2025/0312-010858.html
この市場データを基に、LLMO・AIO 対策サービスは、少なくとも1.2兆円以上の潜在的な市場規模を誇ると予測されます。
特に、検索連動型広告を主に活用する企業にとって、これらの対策サービスはビジネス戦略上、極めて重要な投資対象になると考えられます。
■ 企業が LLMO・AIO に取り組むべき理由
検索からのトラフィックが減少する一方で、「生成AI を経由したセッションの流入増加」や、AI を活用した「会話型コマース」「パーソナライゼーション」は、より高い CVR (*2)を実現する新たな活路となります。
当社サービス「 LLMOA(エルモア)」は、この両面に対応可能な独自ソリューションです。
(*2) CVR :「コンバージョン率」の略。ウェブサイト訪問者のうち商品購入や会員登録などの成果(コンバージョン)に至った割合を示す指標です。
■ LLMO・AIO 対策による CVR 向上
AI Overviews・ChatGPT・Gemini のような大規模言語モデル( LLM )に引用されることで、ユーザーの入力内容に応じたリアルタイムかつパーソナライズされた提案が可能となります。
単一的な LP や検索結果よりも的確な提案ができ、CV(コンバージョン)に直結しやすい傾向があります。
生成AI 経由の CVR は、自然検索や検索広告よりも非常に高く、弊社支援実績では 10倍~20倍の CVR 向上が複数発生しています。
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弊社が支援中の案件での実績
■ LLMOA(エルモア)の特徴・独自性
(1)会話型AI とパーソナライゼーションによる CVR 向上
当社の「 SiTest Engage 」を活用することで、「 会話型AI 」チャットボットを容易に導入可能。
自動応答テキストチャットや AI アバターによる応答にも対応し、ユーザーの疑問を即時解決して CVR 向上に寄与します。
(2)ユーザーごとのコンテンツ出し分け
「 SiTest Engage 」のパーソナライズ機能を組み合わせることで、顧客ごとに最適化されたコンテンツを提示します。
■生成AI 時代の戦略と顧客成果最大化への取り組み
生成AI( AI Overviews、ChatGPT、Gemini など)による回答が検索順位や広告効果を変えつつある中、「いかにして生成AIの引用元リンクとして露出し、ユーザー流入を確保するか」が今後の重要課題です。
当社は、LLMOA に加え SiTest Engage との高い親和性を活かしたソリューションを開発し、顧客成果の最大化を継続的に支援してまいります。
参考データ:
Ahrefs Pte Ltd.「 AI Overviews Reduce Clicks by 34.5% 」
https://ahrefs.com/blog/ai-overviews-reduce-clicks/
■ LLMOA サービスページ URL
https://www.glad-cube.com/service/llmoa/
■株式会社グラッドキューブ(証券コード:9561)について
当社のビジョンは「世界中の人々に笑顔と喜び( glad )を届ける」テックカンパニーであることです。また、最先端の技術を追求するテクノロジー企業として、日本を牽引する存在へ成長することを目指しています。
事業内容は、顧客のマーケティング活動を支援するマーケティング DX 事業部( AI を搭載しコンバージョン率を向上させるための LPO ツール「 SiTest 」等を展開する SaaS、インターネット広告運用代行)とテクノロジー事業部(スポーツデータメディア「 SPAIA 」やスポーツデータセンター「 DRAGON DATA CENTER 」、AI を用いた開発、DX 開発)などデータ解析力と開発力を強みとした幅広い事業を展開しています。
所在地 :大阪府大阪市中央区瓦町2-4-7 新瓦町ビル8F
代表者名:代表取締役 CEO 金島 弘樹
事業内容:SaaS、広告運用代行、SPAIA の開発・運営、企画提案型の DX 開発等
公式HP :https://corp.glad-cube.com/
配信元企業:株式会社グラッドキューブ
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