
第8報となる今回は、「不満の伝え方」と「夫婦喧嘩におけるルール」にフォーカスし、“ぶつからずに分かり合う“ためのリアルな工夫を調査しました。
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■ 1位は「淡々と伝える」──感情ではなく“温度“をコントロール
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パートナーに対して気に入らないことがあった際の伝え方として、最も多かったのは、
「喧嘩腰ではなく淡々と伝える」(35%)。
次いで「お願いという形で伝える(33%)」が続き、“伝え方の温度“を工夫している人が多いことがわかりました。
・女性は「軽いノリ」や「置き手紙」「LINE」など、“衝突を避けるやり方“が特徴的
・男性は「場を設けてきちんと話す」「正面から伝える」傾向が強め
■ “言いづらいこと“は、どう言う?──男女の工夫にみる心理の違い
自由記述でも、「タイミングを見てさらっと」「他の話に混ぜる」など、内容以上に“言い方“や”シチュエーション“に気を配る人が多数。
・女性は「相手の顔を見てはっきり一度だけ伝える」など、“最小限の衝突で最大限の伝達“を目指す姿勢が顕著
・男性は「まずは言う」「ストレートに伝える」が多数派。“我慢より率直さ“を選ぶ傾向
■ 喧嘩で「やってはいけないこと」1位は「必要以上にけなす」
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夫婦喧嘩で“絶対にやってはいけない“と考えている行動を尋ねたところ、
・「必要以上にけなす」64%
・「暴力をふるう」64%
・「すぐ離婚と言う」53%
・「子どもの前で喧嘩」48%
・「相手の親を持ち出す」43%
と続き、“人格否定・家族攻撃・暴力“という3大NGラインが明確化されました。
男女別では、
・女性は「けなすこと」「どちらが悪いかを追求」など“言葉の攻撃“に敏感
・男性は「暴力」に対して強い拒否反応を示す傾向が強く見られました
■ 夫婦喧嘩の“暗黙ルール“1位は「その日のうちに仲直り」
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夫婦間で「喧嘩のルール」を設けているかを尋ねたところ、
・「その日のうちに仲直りをする」37%
・「話し合いを放棄しない」35%
・「お互い言いたいことを言う」21%
・「子どもの前では喧嘩しない」19%
と続きました。
夫婦間で起きた火種は、“翌日に持ち越さない“という共通感覚が見えてきます。
・女性は「納得するまで話す」「意見交換を放棄しない」など、“関係修復の対話“に重きを置く傾向
・男性は「スキンシップを欠かさない」「挨拶はする」など、“関係維持の儀式“を重視
■ まとめ:「喧嘩しない努力」より「壊さないための工夫」が必要
今回の調査では、「不満は淡々と伝える」「“文句“ではなく“お願い“に言い換える」など、
衝突を回避しながら関係を維持しようとする、現代夫婦の知恵と距離感が浮かび上がりました。
また、喧嘩の際に「これだけは絶対やらない」と線引きすることで、“喧嘩はしても壊れない関係“を維持している家庭が多いことも明らかに。
【次回予告(最終報)】忘れられない喧嘩、そして乗り越えた夫婦たち
シリーズ最終報では、「記憶に残る夫婦喧嘩のエピソード」と、「乗り越えたからこそ見えた関係性」を深掘り予定。
喧嘩を重ねて、なお一緒にいる理由とは?
【調査概要】
調査期間:2025年2月21日
対象者:全国の20歳~59歳以下の既婚男女3,000人のうち、「喧嘩後に相手を無視したことがない」と回答した1,063人からランダム抽出した100人(男性:56人・女性:44人)
年代構成:20代3人/30代20人/40代40人/50代37人
調査方法:インターネット調査(Freeasy利用)
引用元データ:https://kikonclub.com/questionnaires/20
配信元企業:株式会社リンクス
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