
グローバルなエネルギー転換とクリーン産業燃料の未来を切り拓く節目
中国・赤峰 - 2025年7月11日 - グリーンテクノロジーとエネルギー転換のグローバルリーダーであるエンビジョンは、世界最大かつ最先端のグリーン水素・アンモニア製造施設を正式に稼働開始しました。本施設は、世界最大級のオフグリッド再生可能エネルギーシステムのみで稼働するプラントであり、完全にAIを統合した同種施設としては世界初となる、大規模なリアルタイム最適化と安定稼働を実現しています。
現在、年間32万トンのグリーンアンモニアを生産し、第4四半期から輸出を開始予定の本施設は、クリーンエネルギーと産業の脱炭素化において大きな飛躍を遂げています。
本施設は、世界最大のゼロカーボン工業団地である「赤峰ネット・ゼロ工業団地」内に位置し、世界で初めて産業規模でのグリーンアンモニア供給を実現しました。さらに、革新的なエネルギー貯蔵技術と負荷の柔軟性が、商業規模で初めて適用されました。余剰のグリーン電力は液体窒素に変換され、動的空気分離装置に貯蔵されます。電解槽は再生可能エネルギーの変動に応じてインテリジェントに反応し、エネルギー吸収とアンモニア生成を動的に最適化します。また、グリーンアンモニアを安定的な輸送および貯蔵媒体として活用することで、エンビジョンは重工業分野における水素利用拡大に向けた実用的な道筋を開拓しました。
本プラントは、高度な風力タービン、グリッド形成型バッテリーストレージ、気象予測モデルを備えた独自のAI駆動型オフグリッド再生可能エネルギーシステムによって稼働しています。このシステムは、風力および太陽光による発電と、電解槽およびアンモニア合成装置の電力需要とのバランスを動的に調整し、グリッドに依存することなく、継続的かつコスト効率の高いグリーン燃料の生産を可能にしています。
エンビジョン創業者兼CEOの張雷氏は次のように述べています。「これは単なる技術的な節目ではありません。拡張性のあるグリーン代替エネルギーが、今や現実となり稼働を開始したのです。ネット・ゼロの実現にはグリーン水素が不可欠であり、もう時間の猶予はありません。これはクリーンエネルギーの未来に向けた青写真です。」
2028年までに、この工業団地は年間150万トンのグリーンアンモニアを生産し、世界各地のクリーン産業拠点において再現可能なモデルとなることが見込まれています。
グローバルパートナーシップと認証による裏付け
本プロジェクトにはすでに世界的な商業的関心が寄せられており、日本の大手商社である丸紅株式会社と長期売買契約が締結されています。これにより、肥料、化学品、海運といった分野におけるグリーンアンモニアの導入が加速される見込みです。
また、本施設はビューローベリタスによる再生可能アンモニア認証を取得しており、持続可能性、安全性、排出基準において世界最高水準のリーダーシップが認められています。
新たなクリーン燃料基準
世界が50億トンにのぼる化石燃料サプライチェーンの代替を模索するなか、エンビジョンのAI駆動型グリーン水素・アンモニアソリューションは、現実的かつ拡張性のある代替手段として注目されています。エンビジョンは、2028年までにグレーアンモニアやメタノールと同等の価格帯を実現することを目指し、グリーン燃料が本格的に競争力を確立する未来を後押ししています。
クリーン分子革命を推進
エンビジョンのプラントはモジュール式かつ再展開可能モデルで設計されており、世界中での迅速な展開が可能です。これは単なる工学的成果ではなく、スマートシステム、AI、再生可能エネルギーが連携して、グローバルなエネルギーインフラを再構築できることを示す戦略的実証でもあります。
エンビジョンは、拡張可能でAI駆動型クリーン分子とインテリジェントシステムにより、化石燃料に依存しない世界の実現を先導し続けます。
エンビジョンについて
エンビジョンは、グリーンテクノロジー分野の世界的リーダーであり、スマート風力タービン、エネルギー貯蔵、グリーン水素の開発によって再生可能エネルギーシステムを再構築してきました。これらの技術は、AIによって調和的に連携され、世界各地でネット・ゼロ工業団地として展開されています。同社はグローバルなグリーンエネルギー転換の加速を使命とし、フォーチュン誌の「世界を変える企業」リストに2度掲載され、TIME誌の2024年「世界で最も影響力のある企業100社」で「グリーン・ジャイアント」に選出されるなど、持続可能性への取り組みが評価されています。
ウェブサイト: www.envision-group.com
配信元企業:Envision Group
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