【ams OSRAMメディアアラート】SYNIOSファミリーのご紹介:光とデザインのシンフォニー
- 2025年07月09日 13:00:00
- マネー
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自動車のデザインは、それそのものがブランドのアイデンティティに結び付いています。例えばレトロなデザイン要素がその価値の認識において重要な役割を果たします。多くの象徴的な自動車ブランドはそれが永続的なものとなるように、それぞれ特色あるデザインを活用しています。車載用照明の分野においてams OSRAMは、グリルライトやヘッドランプ、シグナリングなどのアプリケーションを通じて、あらゆる顧客ニーズに対応するその広範なポートフォリオを擁します。さらに、SYNIOS(TM) P1515、P2222、P2720シリーズLEDの発表により、イノベーションと汎用性へのコミットメントを示しています。
現代の自動車設計では、優れた機能、高い安全性、際立った美的な魅力といった非常に多くの要件に対応する必要があります。自動車設計では、多くの灯具や照明に関して厳格な安全基準や法規制に準拠しなければなりません。SYNIOS(TM) LEDをはじめとする当社車載製品は、これらの要件を満たすべく設計されており、様々な条件下での高い信頼性のもと性能を発揮します。空気力学的効率は空気抵抗を減少し、燃料効率を向上させるために極めて重要です。自動車のデザインには、流線や空気力学を向上させるために最適化された形態がよく使用されます。SYNIOS(TM) LEDによる照明ソリューションは、空気力学で妥協することなく、そうしたデザインにシームレスに組み込むことができます。材料の選択は自動車の耐久性、重量、コストに大きく影響します。このため、照明部品はこれらの材料に対応し、かつ環境応力に耐える必要があります。
SYNIOS(TM) LEDは、自動車の内装においても視覚的な魅力および機能性の高い環境づくりに貢献します。今日、消費者は自動車に対してパーソナライズされた、カスタマイズ可能なオプションをますます求めるようになっています。SYNIOS(TM)製品ファミリーは設計に柔軟性をもたらすことから、メーカーは照明ソリューションをそれぞれの顧客の好みに合わせて設計しやすくなります。自動車産業は、技術の進歩に牽引された変革期のただ中にあり、カスタマーエクスペリエンスの変革と持続可能性をますます重視するようになっています。最も重要なトレンドの1つが、自動車の電動化です。自動車メーカーは、環境にやさしいモビリティソリューションに対する需要の高まりに応え、政府の規制を遵守するために、電気自動車(EV)への投資を増やしています。ams OSRAMは、その多彩なポートフォリオを通じて、EVとガソリン車の両方にソリューションを提供しています。
SYNIOS(TM) P1515:リアコンビネーションランプに革命をもたらす
SYNIOS(TM) P1515シリーズ車載信号灯向けLEDは、リアコンビネーションランプ(RCL)アプリケーションに堅牢で効率に優れたコンパクトなソリューションを提供します。これらのLEDは、360°の配光特性により極めて滑らかで均質な外観を実現し、特色ある側面発光パターンを形成します。このイノベーションにより、より少ないLED、またはより薄型の光学アセンブリで、大胆かつドラマティックなリアランプデザインが可能になると同時に、高レベルの均一発光を実現することができます。ams OSRAMが有する光学やパッケージングのテクノロジーを集約したSYNIOS(TM) P1515 LEDは、LEDの上面発光強度を低く抑え、デバイス側方周囲に均一な光を出力します。レッド(621 nm)、スーパーレッド(633 nm)、イエロー(587 nm)、ホワイトなどの色で提供されるこれらのLEDは、AEC-Q102(Automotive Electronics Councilの規格)に準拠しています。
従来の上面発光型LEDをSYNIOS(TM) P1515側面発光型LEDで置き換えることで、自動車メーカーはより少ないLEDを使用して、車両の幅全体にわたり、滑らかで均質な外観を実現することができます。これは、RCLのデザインにおいてドラマティックな独自の形を作り出す新たな可能性を導くと同時に、部品数を減らし、デザインの自由度を向上させます。
SYNIOS(TM) P2222:SYNIOS(TM)製品ファミリーを拡張
SYNIOS(TM) P2222 LEDは、優れた信頼性、低い熱抵抗、卓越した明るさ性能で知られる、強力で安定性の高いSYNIOS(TM)製品ファミリーを拡張する製品です。SYNIOS(TM) P2222 LEDは、狭フットプリント・低背が特徴で、実装に要するスペースが従来の部品よりも大幅に削減されます。実装密度を高めることにより、パフォーマンスで妥協することなく、デザインの自由度を向上できます。このプラットフォーム化のアプローチは、再設計を簡素化し、既存の設計を容易に変更可能にします。これらのLEDは、信号灯アプリケーション向けに必要とされる飽和色と蛍光体による変換色を取り揃えており、車載照明に多様なオプションを提供します。これらの製品もAEC-Q102に準拠しています。
SYNIOS(TM) P2720:高性能と最大の柔軟性を同時に実現
SYNIOS(TM) P2720シリーズは、その明るさ性能と低い熱抵抗、熱安定性において卓越性を発揮します。共通のフットプリント1つで様々なチップサイズのクラスと色を揃えたSYNIOS(TM) P2720は、高い柔軟性と完全な拡張性を提供します。SMDエポキシパッケージは、標準的な照射角120°となっています。SYNIOS(TM) P2720 LEDは、過酷な環境条件に耐える設計となっており、クラス3B(当社基準であり、AEC-Q102のC12:”Hydrogen Sulphide” Corrosion class Aに相当)の耐腐食性を備え、IEC 60810やAEC-Q102などの自動車認定規格に準拠しています。また、2 kV(HBM、クラス2)と8 kV(HBM、クラス3B)のESD保護性能も備えています。2.75 x 2.0 x 0.6 mmのコンパクトな寸法により、これらのLEDはスタティックシグナル、ダイナミックシグナル、アンビエント照明、ディスプレイバックライト、インキャビンセンシングなどの多様なアプリケーション分野に最適な選択肢となります。
青緑色のライト:自動運転車と紛れもなく見分けるシグネチャー
自動運転の状況下で照明に青緑色を使用することで、視認性と識別性を向上させることができます。青緑色のSYNIOS(TM) P2222は、独自性のある青緑色の照明ソリューションを構築することができ、自動運転車の安全性と美的な魅力に貢献します。自動運転照明アプリケーションに青緑色を選択することで、視認性と識別性を向上させるいくつかの効果を発揮します。青緑色はさまざまな照明条件において目立つ色であるため、シグナリングとコミュニケーションに非常に効果的です。青色と緑色の間である青緑色の波長は、高い視認性とさまざまな背景に対するコントラストを提供します。これは、他の道路利用者に自動車の自動運転状態を伝達するためにはっきりとした明確な信号を必要とする自動運転車にとって、特に役立つものとなります。さらに青緑色の照明は、従来の自動車から自動運転車を区別するためにも役立つため、自動車の自動運転状態を示す視覚的な合図を提供します。
ams OSRAMの革新的なSYNIOS(TM) LEDは、デザインの柔軟性を高めながら、コストを削減できる多用途で効率的な照明ソリューションを自動車メーカーにもたらします。ams OSRAMの広範なポートフォリオは、グリルアプリケーションからヘッドランプや信号灯まで、あらゆるお客様のニーズに応えます。高度な照明技術を組み込むことで、ams OSRAMは自動車産業におけるイノベーションの推進を継続し、より豊富な自動車のブランドアイデンティティと識別性の価値を実現します。
ams OSRAMについて
ams OSRAM Group(SIX:AMS)は、革新的な光とセンサソリューションのグローバルリーダーです。
110年以上にわたる業界経験を擁し、優れたエンジニアリング能力とグローバルな製造、そして最先端のイノベーションに向けた情熱を兼ね備えています。照明、ビジュアライゼーション、センシングの境界を押し広げることに対するコミットメントは、自動車、産業、医療、コンシューマー業界に変革と進化をもたらしています。
「光の力を感じよう」―当社の成功は、光が持つ可能性に対する深い理解と、エミッタとセンサの差別化されたポートフォリオを基盤としています。世界で約19,700人の従業員が、デジタル化、スマートリビング、持続可能性といった社会のメガトレンドに沿った先駆的なイノベーションに注力しています。これは、13,000件を超える特許の取得・出願に反映されています。オーストリアのプレムシュテッテン/グラーツに本社を置き、ドイツ・ミュンヘンに共同の本社を設置しています。当グループは2024年に34億ユーロの収益を達成しており、ams-OSRAM AGは、スイス証券取引所に上場しています(ISIN:AT0000A3EPA4)。
詳細情報はこちらをご覧ください:https://ams-osram.com/ja/
amsはams-OSRAM AGの登録商標です。また、当社製品およびサービスの多くはams OSRAM Groupの商標または登録商標です。ここで記載されるその他全ての企業名および製品名は、各所有者の商標または登録商標である場合があります。
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