
企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁、以下AIデータ社)は、生成AIを業界別業務に最適化する次世代AI基盤「AI孔明TM on IDX」において、保険業界向けナレッジチームドライブ(ナレッジRAG Readyドライブ)をリリースいたしました。
このナレッジチームドライブは、保険商品仕様書、支払査定基準、事故対応マニュアル、FAQ、審査マニュアル、レギュレーション履歴などの専門文書・業務資料を体系的に格納し、RAG(検索拡張生成)対応の生成AI=AI孔明が即座に検索・要約・文脈応答を行う実用型AIシステムです。
商品数が多く、規定や審査が複雑かつ頻繁に変更される保険業務において、人による確認の手間と判断のばらつきを削減し、事務・査定・顧客対応におけるナレッジ支援と自動化を実現します。
■ AIが支援する保険業務の具体例
● 「この医療保険商品におけるがん診断給付の支払条件は?」
● 「過去に同様の事故の対応履歴があるか?」
● 「新入社員でも分かる支払査定基準の例を教えて」
● 「この商品に関する約款改定の経緯を確認したい」
● 「よくある問い合わせとその対応をAIから一括で引き出したい」
AI孔明はこれらの質問に対し、ナレッジチームドライブ内のファイル構造と文脈情報をもとに、正確かつ業務に即した自然文で回答を行い、出典資料を元に作成しているため信頼性も確保されます。
■ ナレッジ格納対象の一例(保険業界仕様)
● 保険商品仕様書(医療、がん、定期、終身、自動車等)
● 支払査定マニュアル・審査フロー図
● 事故・災害別対応マニュアル(例:火災、地震、盗難)
● 社内FAQ・コールセンター対応履歴
● レギュレーション改訂履歴・通知文書
● 審査部・支払部門向けの教育用資料、ケーススタディ
■ ナレッジチームドライブの主な特長
● 保険業務のナレッジを体系的に分類・格納できる構造
● チームドライブをRAGの優先領域としてAIが重点参照
● ファイル名やフォルダ構造、タグ情報により文脈理解精度を強化
● 回答の中で選択したファイル(例:「支払査定2023年版.pdf」)を明示し説明責任を担保
● 各支社・代理店・本部で同一テンプレートにより即展開可能
■ 導入効果とメリット
● 照合作業の自動化・時短:商品別・事案別の条件照会がAI応答により即完結
● 属人性の排除と平準化:ベテラン査定者のノウハウをナレッジ化して若手に継承
● 顧客対応品質の向上:AIが顧客対応の根拠資料を示すことで正確・一貫した回答が可能
● 社内教育・OJT活用:ナレッジDBをそのままAI学習に使うことで研修資料不要に
■ 今後の展望
今後は、代理店・共済・損保・共済組合・再保険業務など、保険業界の多様な事業形態にも対応したナレッジ構成を整備してまいります。
さらに、顧客ポータルや保険金請求フォームと連携した「対顧客AIサポート」の展開も視野に入れており、
保険業界のナレッジ活用型DXをAI技術で強力に支援していきます。
■ お問い合わせ・無料トライアル申し込みはこちら
https://www.idx.jp/aikoumei/one/
■「AI孔明×AI/DXフォーラム ~物流~」開催概要
2025年4月24日に「物流DX」をテーマにしたフォーラムを開催します。
無料セミナーとなりますので、ぜひ、ご参加ください。
・日時:2025年4月24日(木)14:00~16:55 (受付開始 13:45)
・会場:日経ホール&カンファレンスルーム https://www.nikkei-hall.com/access/
東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル6F ※当日は、オンラインとハイブリッドで開催
・お申し込みは、詳細はこちら:https://www.idx.jp/aikoumei/april/
・対象者:経営者、物流企業、物流部門、AI/DX部門、情報システム部の方々
【AIデータ株式会社について】
名 称:AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本: 1億円(資本準備金15億2500万円)
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。9,000社以上の企業、90万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明TM』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。
また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000319300&id=bodyimage2】
配信元企業:AIデータ株式会社
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