
チケットは、4月19日から電子チケットサービス、teket、Peatix、BASEなどで販売開始されます。
藤岡幸夫指揮のプロオーケストラと合唱で、
生誕100年の作曲家・芥川也寸志を特集するコンサートを開催(東京都北区:7/20)
日本を代表する作曲家・芥川也寸志(あくたがわ・やすし)は、文豪・芥川龍之介の三男として生まれ、父の遺品であるSPレコードを聞いて音楽に親しみ、作曲を志して、東京音楽学校で学びました。
25歳で、NHK放送25周年記念管弦楽コンクールで評価され、旺盛な作曲活動を行い、映画音楽やバレエ音楽も作曲。大河ドラマ「赤穂浪士」や映画「八つ墓村」「八甲田山」でも知られています。その多彩な活動で、日本の戦後音楽界を牽引しました。ついに今年、芥川也寸志が本年7月に生誕100年を迎えます。
偉大なる功績を再確認して、次世代につなげるために、記念音楽会を行います。
奇遇にも、芥川也寸志が生まれた、北区(誕生当時は滝野川区)でのコンサート開催となりました。
日本の巨匠の再評価を行う藤岡幸夫と、オーケストラ・トリプティークの演奏
指揮者に、日本の巨匠作曲家の再評価を行ってきた藤岡幸夫(関西フィル総監督、東京シティ・フィル首席客演指揮者)を迎え、10年前に芥川の生誕90年コンサートを成功させた「オーケストラ・トリプティーク」と、白井智朗(室内合唱団「日唱」正指揮者)の指導による生誕100年記念合唱団によって、生誕100年にふさわしい演奏会を行います。
初期作品から晩年までバランスよくセレクション、100年に1度のコンサート
演奏作品は、NHK交響楽団でも取り上げられ、山田耕筰や近衛秀麿に認められてデビューを飾った「交響三章」。
初期の幻の作品「交響管弦楽のための前奏曲」や、晩年の美学が結晶された交響組曲「東京」の第4楽章:アレグロ・オスティナート。混声合唱と管弦楽のための「いのち」(遺作・作詞・なかにし礼)など、代表作と上演の少ない重要作を特集します。
加えて、映画音楽でも高く評価され、アカデミー賞やブルーリボン賞を受賞した芥川の重要作を演奏するべく調整中です。
詳細はこちら
https://www.3s-cd.net/2025-07-20/
コンサート詳細
日時:2025年7月20日(日)北区王子1-11-1(北とぴあ・さくらホール)
タイトル:芥川也寸志生誕100年記念コンサート(全・作曲:芥川也寸志/演奏許諾・協力:芥川眞澄)
〈演奏予定曲〉
交響管絃楽のための前奏曲(1947)約15分
交響三章(トリニタ・シンフォニカ)(1948)約24分
交響管絃楽のための音楽(1950)約9分
交響組曲「東京」 第4楽章 Allegro Ostinato(1986)約5分
日扇聖人奉讃歌『いのち』(1988・遺作)約13分
映画音楽(調整中)
指揮:藤岡幸夫(関西フィル総監督/東京シティ・フィル首席客演指揮者)
演奏:オーケストラ・トリプティーク(プロ楽団)
コンサートマスター:三宅政弘
混声合唱:生誕100年記念合唱団(約50人予定/合唱指揮:白井智朗)
主催:オーケストラ・トリプティーク
協力:芥川眞澄(芥川也寸志未亡人)全音楽譜出版社
後援:音楽之友社、日本作曲家協議会
企画プロデューサー 西耕一
チケット(自由席)
一般:5000円
大学生:1000円
高校生以下:100円
電子チケットteket https://teket.jp/11752/48927
BASE https://3scdjrl.shopselect.net/items/103557866
Peatix https://akutagawa100.peatix.com/
問:事務局(070-5464-5060)
プロフィール
■芥川也寸志(あくたがわやすし)(1925年~1989年)
文豪芥川龍之介の三男として生まれ、幼少から父の遺品のレコードでストラヴィンスキーを聴いて育つ。東京音楽学校では橋本國彦、下総皖一、伊福部昭に師事。1953年に同世代の團伊玖磨、黛敏郎とともに「3人の会」を結成した。一般にはNHK大河ドラマ「赤穂浪士」の音楽が知られるが、代表作はオペラ《ヒロシマのオルフェ》(大江健三郎台本)、《交響三章》、《交響管絃楽のための音楽》、バレエ音楽《蜘蛛の糸》《Kappa》等、日本だけでなく世界でも評価され、ソ連で出版もされた《絃楽のための三楽章》は1953年、NYフィルによってカーネギーホールで初演され、いまも重要なレパートリーとして演奏されている。
■藤岡幸夫(ふじおか・さちお)指揮
日本指揮者界の重鎮であった渡邉曉雄最後の愛弟子、サー・ゲオルグ・ショルティのアシスタントも務めた。英国王立ノーザン音大指揮科卒業。EU加盟国の若手指揮者に贈られるサー・チャールズ・グローヴス記念奨学賞を特例で受賞。1994年ロンドン《プロムス》にBBCフィルを指揮してデビュー以降、数多くの海外オーケストラに客演。首席指揮者として毎年40公演以上共演してきた関西フィルとは2025年が26年目のシーズン、4月からは総監督として更なる重責も担う。2019年からは東京シティ・フィル首席客演指揮者も務める。BSテレ東『エンター・ザ・ミュージック』(毎週土曜朝8:30)は放送11年目。2002年渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞。
公式ファンサイト http://www.fujioka-sachio.com/
■オーケストラ・トリプティーク
日本の作曲家を専門に演奏するオーケストラとして、プロ奏者により2012年結成。
伊福部昭百年紀の公式オーケストラとして8回の公演に出演。
NHKや新聞の取材も受け、テレビニュースでも特集され、音楽雑誌ほかで好評を得る。
これまでに浜離宮朝日ホール(朝日新聞社内)や旧奏楽堂(上野公園内)、東京国際フォーラムほかでコンサートを行い、リリースしたCDはタワー・レコードやamazonのチャートで幾度も1位を記録。
フルオーケストラ、弦楽オーケストラ、アンサンブル、小編成まで様々な形態で日本の作曲家の音楽をアーカイヴすべく活動している。
2021年4月の無観客演奏会がニコニコ超会議で放映され約7万人が視聴。その録音は8月の東京パラリンピック開会式で使用され大きな話題となった。
トリプティークは三連画。前衛、近現代音楽、映像音楽という三本の柱を持ち活動する意である。
https://3s-ca.jimdofree.com/
■三宅政弘(みやけまさひろ)コンサートマスター
兵庫県立西宮高等学校音楽科卒業。東京音楽大学卒業。全日本学生音楽コンクールヴァイオリン部門大阪大会高校の部 第一位。江藤俊哉ヴァイオリンコンクールヤングアーティスト部門第三位。東京音楽大学コンクール第三位。桐朋祭超絶技巧選手権ヴァイオリン部門グランプリ受賞。2009年9月、2011年1月にソロリサイタルを開催し、好評を博す。これまでに、竹本洋、後藤維都江、山本彰、辻井淳、東儀幸、田中千香士、海野義雄、横山俊朗の各氏に師事。
■白井智朗(しらいちあき)合唱指揮
東京学芸大学で音楽教育と声楽を、立教大学大学院でキリスト教学と教会音楽を、桐朋学園大学オープン・カレッジで指揮を学ぶ。J.G.ラインベルガーのミサ曲に関する論文で修士号(神学)を取得。大学在学中より松村努氏の下で研鑽を積み、これまでに指揮を増井信貴、合唱指揮をアレクサンドル・ソロヴィヨフ、声楽を横山和彦、辻村成子、オルガンを﨑山裕子の各氏に師事。また、大学卒業後から日本合唱協会(現室内合唱団日唱)のメンバーとして活動し、コンサートマスターを経て2023年に正指揮者に就任。
Tokyo Cantat 2023「第8回若い指揮者のための合唱指揮コンクール」第1位。同コンクールでは第5回から第8回の4回連続で入賞、及びモデル合唱団賞を受賞。第6回にはエルヴィン・オルトナー・ファンドによる副賞を受賞し、アルノルト・シェーンベルク合唱団のメンバーとしてシュタイリアルテ音楽祭に参加。また、クレムス国際合唱アカデミーに招待され、エルヴィン・オルトナー氏の下で学ぶ。
現在、教会音楽を活動の中心として10余団体の指揮者を務めるほか、講習会の講師やコンクールの審査員、客演指揮者に招かれるなど、幅広く活動している。JCDA日本合唱指揮者協会、合唱人集団「音楽樹」会員。
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メール jcacon@gmail.com
担当 西
添付写真は
生誕100年記念コンサートのチラシ
写真:芥川也寸志の若き日
写真:指揮者・藤岡幸夫
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